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2022年6月25日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区新橋

本丸塩ら~麺(新橋店[写真]と横浜店の食べ比べ)

「本丸亭」新橋店と横浜店の食べ比べ
新橋店が2022年5月9日にオープン。神奈川淡麗系塩ラーメンの名店「本丸亭」の都内初進出店。あまり支店には食べに行かないのだが、都内初ということと最近食べていなかったこともあり、行ってみることにした。そして、1ヶ月経ってしまったし、普通に食べに行くのもなんだかな〜と思って、RDB一番人気の横浜店と連食をしてみることにした。
まず「本丸亭」のおさらい。
店主は金丸透さん。大阪箕面市で「丸亭」というラーメン店を25年ほどやっており、心機一転、屋号も味も場所も変え、2001年4月、本厚木にオープン。大阪の「揚子江」が好きで塩ラーメン・春菊入りというところは参考にしている。麺は平打ち麺を探して、佐野にある製麺所から取り寄せていた。
2006年2月に放送された「本当に美味しいラーメンベスト33」(日本テレビ)で1位になり、お店での発表まで知らされてなくて、金丸さんが涙したシーンが忘れられない。(その時の2位は「くるり」、3位は「きら星」)
2008年4月、東銀座に東銀座の「銀座City Noodle 塩らー麺 本丸亭」を出したが、2009年7月閉店。川崎BEに出店したこともあるが閉店。
2005年横浜元町店がオープン。以降、横浜店、横浜ベイサイド店、川越店をオープンし、5店舗目。
創業店である本厚木の店舗は「厚木本丸亭」として2010年3月から別経営になっている。東海地区に多店舗展開する「博多ラーメン 本丸亭」はもちろん別企業。
「横濱本丸亭」の本店は今は横浜店になっている。
さて、まずは「新橋店」。11時開店と同時に入店。
「本丸塩ら~麺」850円を券売機で購入。新橋店はキャッシュレスで現金不可なので要注意。
営業時間が、ランチタイム11時~15時、ディナータイム17時~23時30分、深夜タイム0時~5時となっており、スタッフも当然時間によって変わる。この日は開店当初ネットに出ていた人ではなかった。
味の比較は後述するとして、その足で横浜店へ。
鶴屋町には「浜虎」(並んでいた)を始め、「町田商店横浜駅前店」(並んでいた)、「はやし田横浜店」(前を通らなかった)などラーメン激選区。「本丸亭」は駅から少し離れている。私が行った平日12時頃はちょうど私で満席。すぐに店内待ちが出来、帰る頃は外待ち5−6人の人気。ここでも「本丸塩ら~麺」850円を券売機で購入。
全体的には多店舗経営なので大方、同じ。どちらも懐かしくおいしく食べることができた。連食したからわかったことなど。
麺は新橋がやや固め、横浜店がいい感じの茹で方。以前は佐野から取り寄せていたが今は国産小麦粉が100%という自家製麺。
チャーシューは新橋が大きく厚くお得感があったが、味は横浜がしっとりしてよかった。
スープは豚骨・鶏ガラ・焼きアゴ・コンブ・シイタケでだしを取っている。新橋は食後しばらく旨味が残っていた。横浜は食後感がさっぱり、でも心地良いウマさ。
ラーメンは一期一会なのでその「食べた一杯」で判断するならば、私は○○が好みだった。(内緒(笑))
でも、どちらも人それぞれの好みで分かれるとは思うものの、よくできているなぁ〜と感心した。5店舗くらいの展開になるとムラも出てくるし、店舗ごとの差も大きくなる頃。この2店舗に関してはどちらもウマイと言っていい。RDBのポイントだと、横浜店、新橋店、川越店、元町店、ベイサイド店の順になっている。
なお創業者の金丸透さんは2020年10月に亡くなられました。その味を受け継いで2つの会社が6店舗で守っています。

お店データ

横濱 本丸亭 新橋店

横濱 本丸亭 新橋店

東京都港区新橋4-15-8 ル・グラシエルBLDG 21 1階(新橋)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。