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2023年3月18日の大崎裕史の今日の一杯

鶏と水(醤油)

2016年5月オープン。ラーメンウォーカー茨城の新店部門の1位になっていた頃から気になっていたのだが、なんせ私には車がない。(免許も無い)となると茨城県の食べ歩きは誰かを頼らないといけない。なかなかそれもできずに宿題はたまっていくばかり。そんな時にようやく声がかかった。そしてまずはこちらに来てみた。開店15分位前に着いてみると先頭に待ち人、一人。声を掛けてみるとなんとラーメンデータベース・レビュアーの「黄門チャマ」さんではありませんか!いつも投稿ありがとうございます。開店までお話しできて楽しかったです。茨城情報、ありがとうございました。
最近では「鬼者系」とでもいいますか、その系列及び出身者が頑張っており、茨城県ばかりか、全国的に注目を浴び始めていますね。「芛堂寺(いどうじ)」(つくば市:2019年11月オープン)、「論露に不二」(坂東市:2021年4月オープン)、「蜂と蝶」(稲敷郡:2022年11月)と輩出。「蜂と蝶」は系列の新ブランド、「論露に不二」は独立後、また系列になったようだが、「芛堂寺」の話題性と行列が凄い。(このあと行った。)
創業当時からの「鶏と水」(醤油)の写真を眺めてみると毎年のように変わっており、今が一番シンプルかな。以前は野菜がいろいろ乗っていましたね。
三人で行ったので「鶏と水」(醤油)790円、「鶏と水」(塩)790円、「鶏と水」(濃厚)830円の3種類を券売機にて購入。その名の通り「水鶏系」なのだが、エディブルフラワーを使い、シンプルながら美しい盛り付け。そして無化調スープなのに、切れ味抜群で旨味がグッとくる。水鳥系は食傷気味なのだが、これはおいしい。タレには昆布や煮干しなども使っている模様。
麺は菅野製麺所製を使っていたようだが、最近のデータを見ると自家製麺に変わっている。この麺もなかなかいい。
素晴らしくおいしかった。そして楽しい。和え玉の元祖が「イチカワ」なら、バラエティ替玉の先駆者は「鬼者語」という感じか。連食予定だったので替玉は我慢してしまったのが惜しい。(後悔中)

店主の大久保氏はバックパッカーから総合格闘技を始め、そしてラーメンの道へという変わり種。19年には狩猟免許も取得し、鴨や猪は自分で仕留めてくるとか。
そんなに多くはない席数なのにフロア担当がいるのも素晴らしい。人材難のラーメン業界において、スゴいこと。私は初めてだったのでいろいろと助かった。

この日の限定は、鬼者語ブラック、水と煮干、鶏と海老。替玉が、味付き替玉、ジェノベーゼソース、トムヤムクン、鮟肝のソース、胡麻山葵、紅ズワイガニのミソのソース。
いや〜どれもおいしそう。毎日食べても飽きなさそう。

ラーメンデータベース茨城県ランキングでは、イチカワ、虎徹、龍介に続いて4位。素晴らしい。今日は3種類しか食べられなかったが、替玉や限定も食べに来てみたい。(いつになることやら)

お店データ

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。