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2024年12月3日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区赤坂

SUSURU君監修「特製醤油ラーメン」(1290円)

2024年6月頃、地下レストラン(サ飯東京)のリニュアル工事があった。それまで平日昼はサウナに入らない人も食べられるレストランだったが、その後はサウナ利用者のみの休憩所及びレストランに変更。それに合わせて、メニューも見直しになり、醤油ラーメンは、なんと!あのラーメンYouTuber「SUSURU TV.」とのコラボになった。
発売開始は2024年11月14日。SUSURU君監修「特製醤油ラーメン」1290円。
リリースによると、
・サウナ後においしく食べられるサウナ飯に関心が高まっている。
・サウナ東京では、サウナ後においしく食べられるラーメンを食べていただきたいと思っていた。
・サウナ好きでもあった「SUSURU君」に監修依頼。
・ラーメンYouTuber「SUSURU TV.」監修の本格醤油ラーメンが完成。
という流れ。
ラーメンに関しては、「SUSURU君」からのいろんな要望を加味して、サウナ東京でラーメンを作成。何度かの試食と味の調整を経て、完成。要望としては「奇をてらったり、トレンド的なラーメンではなく、サウナのあとに食べられるのに相応しい王道的なラーメン」というコンセプト。できあがったのは、濃いめの色をした醤油スープはかなりかつお節が利いた味わい。そのベースには動物系の深い旨味があり、醤油とのバランスがよく、飲み干したくなるほど。私はついつい飲み干してしまった。
チャーシューは肩とバラ肉の2種類で厚みもあり、肉好きの私でも納得。味玉や穂先メンマもいい。
麺は啜りやすい細麺で組合せも上々。

元々、「SUSURU君」のラーメン制作能力に関しては、同じタイミングで「濃厚とんこつ豚無双」というのを作成しており、通販で発売中。その完成時に店舗で提供していたときに私も食べることができたが、なかなか素晴らしい濃厚豚骨ラーメンだった。しかし、今回はサウナ後、という前提なのでゼロから考え直し、醤油の王道的なラーメンを指定したという。そんな両極端のラーメンを監修(作成)できるセンスはなかなか素晴らしい。それと共に、店舗で監修ラーメンを出してしまうところもスゴい。
聞くと「ラーメン店だったらやってないと思いますが、サウナだったので協力させていただきました」とのこと。

サウナ東京ではそれ以外に「とんこつラーメン」も出しており、こちらはSUSURU君監修ではないがこれはこれでおいしかったので、何度も行く人はどちらも食べてみてもいいと思う。

またサウナに関してもサウナ好きには評判がよく、サウナシュラン2023・2024では連続で全国2位に選ばれている。また週刊SPAによるサウナ愛好家700人に聞いた「行ってよかったサウナ2023」。全国1万超の施設から「サウナ東京」は1位に選ばれている。

お店データ

サ飯東京

サ飯東京

東京都港区赤坂3-13-4 B1F(赤坂)

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大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。