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2025年6月17日の大崎裕史の今日の一杯

生しじみラーメン(1480円)のハーフ(200円引き)と濃厚生しじみラーメン(1980円)

2024年12月24日オープン。
創業22年の「しじみらーめん父ちゃん・母ちゃん」(松山市)が2024年7月に閉店。その味と志を奇跡的に受け継ぎ、「生しじみラーメン オルニ」として2024年12月2日、松山で復活。(その奇跡のストーリーはネットにあるので検索してください。簡単に言うと偶然入ったラーメン店の閉店の話を聞き、受け継ぐことになった。)その支店第1号がこちらの西麻布店。近日中に都内何カ所かでもオープンし、全国の繁華街にも展開予定だとか。何しろ、コンセプトがスゴい。『世界中の肝臓を癒す!』
そして夢は『この世から二日酔いを無くす!』全国100店舗を目指し、さらに世界展開を目標に掲げているという。
ここまでコンセプトと味の方向性が一致しているのは素晴らしい。店名は、しじみに含まれるアミノ酸、オルニチンから取っている。営業時間は0時半から午前6時まで。飲んでから来てください、という営業時間(笑)。
主なメニューは、生しじみラーメン1480円、濃厚生しじみラーメン1980円、バターレモン生しじみラーメン2100円、青森にんにく生しじみラーメン2100円、〆のバターしじみ丼980円、韓国風TKGケランパプ1200円、オルニショット1000円。

生しじみラーメンのハーフ(200円引き)と濃厚生しじみラーメンを食べ比べ。前者は鶏油、後者は牛脂を使い、しじみエキスとスープ油の濃度も上げている。
島根県宍道湖のしじみを“取ったその日に”五時間以上煮込むことで上質なしじみ出汁を抽出。単価が高いのはそのフレッシュなしじみを使っているため。
なんせ営業時間が0時半から。私もその日の夜、飲み食いしてほろ酔いで食べに行ったのだが、生しじみラーメンは油も少ないので罪悪感ゼロの味わい。しかもしじみがガツンと効いていて、確かに肝臓まで届いている感じ。(完全に“情報を食べている”(笑))濃厚の方はそれ自体でよりラーメンらしい味わいがあり、おいしくいただける。深夜ではあるがもちろん完食完飲。さらに前後にオルニショットを飲んでいるのでもう完璧。翌日は二日酔いにはならないし、かなり健康的な朝を迎えることができた。
※場所は「鶫(つぐみ)」(高級中華料理)の間借り営業。

お店データ

生しじみラーメン オルニ 西麻布店

生しじみラーメン オルニ 西麻布店

東京都港区西麻布1-4-48 大樹ビル2F(六本木)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。