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2023年12月29日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区赤坂見附

特製濃香トリュフの鶏塩中華そば(1400円)

2023年11月23日(一粒万倍日)オープン。
「赤坂麺処 友」の2号店にして、「Premium」。こういうの、いいな。既存店より、ちょっと付加価値を付けて客単価も上げて、もちろんクオリティも上げて出店。行く前からかなり期待。
「赤坂麵処 友」は2012年5月14日オープン。(株)友ミュージックという音楽会社が手掛けるラーメン店。ラーメン店が意外と少ない赤坂の地で10年以上、継続するのは素晴らしい。そしてこの度、同じ赤坂に2号店を出店。店の場所は赤坂駅1番出口徒歩4分、赤坂見附駅10番出口徒歩4分。駅から近い割りに、人通りが少ない路地。しかもその路地からも少し奥まったところに店がある。道路にA看板があるからいいものの、なかなか目立たない。
店頭には冷凍自販機設置。
入店すると最新型タッチパネル式券売機で食券購入。

主なメニューは、芳醇やきあごだし中華そば1000円、濃香トリュフの鶏塩中華そば1000円、濃厚やきあごだしつけそば1100円、濃い卵とペコリーノ・ロマーノのまぜそば1000円、他。濃厚トリュフの鶏塩中華そばを特製(1400円)で購入。

店内は「Premium」感のあるいい雰囲気。安っぽくなくてとてもいい。女性一人でも入りやすそう。
席は厨房を囲むL字型カウンター6席(3・3)、テーブル席が2人卓換算で7卓。ウッドデッキのテラス席があり、4人卓x2。暖かい日は気持ちよさそう。
平日の12時頃到着で、8割の入り。
BGMはポップス。箸は割り箸。お冷やはレモン水。カウンターに充電用コンセント・USBポート設置。
卓上調味料はレモン酢、ラー油、ペッパーミル入りホワイトペッパー・ブラックペッパー、八幡屋礒五郎一味唐辛子。

そして特製の濃香トリュフの鶏塩中華そばが到着。具は別皿で。出てきたときは「別皿か〜」と思ったが、丼の形状からして、具を全部丼に入れるのは無理がある。見た目も美しいし、これでいいのかも。
具は大きめのチャーシュー、マッシュルーム・デュクセル、レモンバター、紫玉ねぎ、刻み白ネギ、ブラックペッパー。別皿に豚チャーシュー、鶏チャーシュー、揚げ蓮根、味玉、九条葱。デフォで1000円、特製で1400円が安く感じる内容。しかもどれも秀逸。何度も言うが「Premium」感がある。それと「濃厚」ではなく“濃香”と洒落ている。確かに香りが濃い。

スープは清湯塩味に表面はトリュフオイルで黄金色に。そしてトリュフの香りと鶏出汁の豊潤な味わい。とてもいい。
麺は三河屋製麺製の低加水ストレート中細タイプ。麺も合っている。

次回は特製じゃなくてもいいけど、他のメニューも食べてみたくなるほどの好印象。やや隠れた場所だがネット時代なので知られると人気になりそう。予想以上に良かった。

お店データ

MENDOKORO TOMO Premium

MENDOKORO TOMO Premium

東京都港区赤坂4-3-30 横川ビル 1F(赤坂見附)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。