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2022年11月18日の大崎裕史の今日の一杯

東京都杉並区西荻窪

醤油そば

2017年6月13日オープン。11月16日に発表された「ミシュランガイドTOKYO2023」でビブグルマンに選ばれたお店。悔しいことに未食だったので翌日に行ってきました。
駅から遠くて(西荻窪駅からバスで3つ目)行きそびれていたんですよ〜(苦しい言い訳)。
ラーメンデータベースでもグルメサイトでも目立つ点数では無かったし(苦しい言い訳2)、
あまり雑誌やネットでも取り上げられなかったし(苦しい言い訳3)。

17日現在、店頭・店内・HPにミシュランに関することの表記は目立ったところには無し。そんな感じが奥ゆかしい。
開店から5年経った今頃、ミシュランに載るということは誰かから聞いたんだと思うんですよ。私は未食なので私がミシュランに絡んでないことはこれで証明されましたね(笑)。ミシュランに載ってる他のレストランとかラーメン店とかから聞いたのかな〜?
そしてまたこの店の味の傾向が「いかにもミシュラン好き」なんですよね〜。これは過去の傾向から見ての話です。でもトレンドを追っかけてる感じでもないし、永く愛される王道的なおいしさ。今回初掲載の「中華そば さわ」(中板橋)もそう。でも「さわ」はラーメンデータベースでもグルメサイトでも高得点。

正直、この店は私が食べる前にミシュランに載るなんて「やられたなぁ〜」という感じです。でもスゴくおいしかった。
自家製の国産小麦全粒粉入り中細やや低加水の麺もいい。
無化調の鶏清湯に魚介のスープも柔らかく煮込まれた豚バラチャーシューも素晴らしい。
秋田出身ゆえの郷土愛で湯沢市の石孫本店の醤油を使っているそう。塩も秋田のものだとか。
これで独学とは・・・。(大和ラーメン学校出身という噂もあり)
そしてお店の雰囲気もグッド。店主は元サラリーマンでラガーマン。だから体格もしっかりして迫力もある。
醤油そばはもちろんおいしく完食完飲。チャーシューがおいしいので次回は追加したいが1枚300円。分厚いのでしょうがない。柔らかくて味が沁みて、メチャウマでした。

限定なのか、新メニューなのか、味噌そばというのがあって、基本メニューは醤油そば900円、塩そば1000円なのに味噌そばの値段は1400円でした。写真の見た目で具はそんなに変わらないのに醤油と500円も違うのは、なんなんだろう?と気になって気になってもう一杯食べようか、店を出て随分迷ったほど。
それにしても都内の店でミシュランに先を越されるのは、なんでこんなに悔しいんでしょうね〜(笑)。

お店データ

佐々木製麺所

佐々木製麺所

東京都杉並区西荻北4--26-10 山愛コーポラス104(西荻窪)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。