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2025年1月9日の大崎裕史の今日の一杯

東京都杉並区下高井戸

特製タカイドブラックプレミアム(写真:1350円)+煮干そば(1100円)

2023年12月29日オープン。TRYラーメン大賞新店にぼし部門2位。
大阪の「中華そば 煮干しや」が都内に移転、屋号を変えて甲州街道沿いにリニューアルオープン。甲州街道は道路幅が大きいせいか、横断歩道が少なく、歩道橋がいくつか。駅の近くで渡らないと歩道橋を渡ることになるので要注意。
あっ、店名の由来を聞いてくるのを忘れた。映画「君の膵臓をたべたい」(略称キミスイ)の主題歌ミスチルの「himawari」は関係ないだろうな〜。(あとでメールで聞いたら娘さんのお名前から。単身で東京に出てきているのでこの店名にしたそう。温かい話。)

主なメニューは、煮干そば1100円、極み鰹そば1100円、煮干豚骨そば1100円(日曜限定)、つけそば1250円、タカイドブラック1100円、【冬限定】濃厚生姜醤油そば1100円、他。

平日の11時着、先客0,後客2。基本メニューの煮干そば1100円を注文。
できあがるまでに券売機を眺めていて、一杯目がおいしかったので二杯目に特製タカイドブラックプレミアムを注文。

お店のコンセプトは「X」より引用すると『煮干しの旨味を最大限に引き出すために作り置きしない製法で新鮮な出汁、フレッシュ系ラーメンを提供します。当店のラーメンは全て手作り、国産品の食材で作られています。安心してお召し上がり下さい。』とのこと。店頭にも同様のことが書いてあり『国産小麦100%、無化調、打ち立て自家製麺、天然出汁、フレッシュ系』などと書いてある。

チャーシューは注文ごとに切り落とし、バーナーで炙る。丁寧な作業。混んでるときは時間がかかりそうな雰囲気でもあったが、空いていたので助かった。

具は上州せせらぎポークのチャーシュー、メンマ代わりに国産食材のエリンギ。
スープはさらさらの無化調清湯醤油味。関東の煮干しと大阪煮干しは結構違いがあり、関東は先行した煮干しの店に影響を受けたり、修業したりで、広義的に同系統。それと比べると同じ煮干しでもかなり違ってとても新鮮。出汁も効いているが醤油自体もいいものを使っている印象。

麺は北海道産小麦の和華を使用した自家製麺。ストレートでしなやかなめらか中細タイプ。関東は低加水が多いがこの麺もとてもいい。

2杯目は鰹そばにするか、迷ったがタカイドブラックプレミアムにした。ブラックは煮干と鯖節、ブラックプレミアムはそこに鰹節も追加。魚介と塩分高めの濃厚スープ。いろんなスープと2種類の自家製麺をワンオペでやっているのがスゴい。
こちらの麺は、つけそばで使用している平打ち麺。スープの味が濃いめなのでこの麺がしっかりスープを受け止めてくれる。一杯目のチャーシューがおいしかったので特製にしてチャーシューを増やしたがさすがフレッシュ系を謳うだけある。おいしい。

2杯とも完食完飲。並ばずに食べられるおいしいお店、ここにあり。

お店データ

煮干そば HIMAWARI

煮干そば HIMAWARI

東京都杉並区下高井戸2-4-2 椿ビル 1F(下高井戸)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。