なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2020年2月15日の大崎裕史の今日の一杯

東京都世田谷区駒沢大学

鳥そば

焼き鳥データベース的な「今日の一杯」。
ラーメンの次くらいに焼き鳥も好きでコレクターの私が昨年3回も行ってるお気に入りの焼鳥「shira」(梅ヶ丘)。
(この店も2019年8月28日の「今日の一杯」で書いている)
系統好きなのでいい店を見つけると「そのお店がいかにして誕生したのか?」というルーツ探りをしたくなる。
まずは余談から。店主の白柳さんは独立前「酉たか」(二子玉川)でバイトしていた。その時、「酉玉神楽坂店」にいた川島さん(現・焼酉川島(麻布十番)店主)も同系列なので立ち上げに来ており、親しくなった。そこで「shira」創業時は川島さんも店に立っていたという。そんなシーンを見てみたかった。(焼酉川島もオススメ)

まずは「今」の確認で「shira」2号店とも言われる「焼鳥せきや」。2019年11月オープンでそろそろ慣れてきていい感じになったかな?と思い、行ってみることに。16時半に用事が終わり「17時半頃、一人入れませんか?」と電話するとすんなり入れたので空いてるのかと思いきや、カウンター15席がほぼ満席でびっくり。グッドタイミングでたまたま入れたようだ。おまかせ5本コース1500円と7本コース2100円の二つあるのはいい。(本店は5本のみ)5本コースにして追加を5本。おおまかにはほぼ梅ヶ丘と同じ。日曜だったこともあるのか、家族や夫婦、カップルがほとんど。男女の割合も半々くらい。いい雰囲気です。〆の鳥そばも濃厚鶏スープでばっちり。麺も本家と同じ京都の「麺屋棣鄂」製。鳥ミンチがいい効果を発揮しており、実においしい。「shira」もこちらもオススメです。

その足で尾山台にある「とり滉」へ。ここが白柳さんのルーツ。駅から環八へ抜ける商店街にあり、焼鳥が3軒集合しており激戦。駅から3番目にありながらなかなかの人気。もう20年にもなる老舗。岩城滉一とバイク仲間だったという玉川さんの店。2018年にお亡くなりになり、そのお葬式で舘ひろしと岩城滉一が和解したというニュースが流れるほどの有名人。店名は岩城さんの名前から一文字いただいた。
焼鳥は随所に「shira」のルーツを感じられた。ねぎまを見ると「伊勢廣」の流れなのだとわかる。
一本単価が意外といい値段で特に「皮」の500円は驚いた。どんだけ変わってるのか、頼んでみたが普通だった。(^^;
平均400円くらいの値段なのにおまかせ7本コースは1650円というサービス価格。かなりお得。
〆は鳥ラーメン。鳥そばと頼むと稲庭うどんになるので注意(笑)。
あっさりスープと柔めの細麺。

なかなか面白くて楽しい連食だった。

お店データ

焼鳥 せきや

焼鳥 せきや

東京都世田谷区駒沢1-4-10 佐伯ビル西北1F(駒沢大学)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。