MURAYAMAホープ軒食べ比べ。(武蔵村山本店と東大和店)
(「村山ホープ軒」の歴史などは「東京ラーメン系譜学」(刈部山本著・辰巳出版)を参考にさせていただきました。)
「村山ホープ軒」は、1975年創業の老舗。「ホープ軒本舗」の難波さんが経営を任せるほどだったスタッフの壁さんと一緒に出した店舗。壁さんは難波さんの娘さん(姉の方。妹は「阿佐ヶ谷ホープ軒」を出した。)と結婚しており、相当な信頼がうかがえる。開店当初はその当時の「ホープ軒本舗」の味に近いあっさり系を出していたが、完全に店を任されるようになると、当時流行っていた「ホープ軒」や「土佐っ子」を参考にして背脂系こってりラーメンにシフト。すると遠くからも食べに来る人気店になった。一日500杯が普通で多い日には1300杯売ったらしい。
2019年4月、息子さんに代替わり。本店は家族のみで経営。麺は近くの工場で自家製。
「村山ホープ軒」はインターネットが出て間もない頃、食べに行ったきり。当時は情報もなく、店名は「ホープ軒」だし、ラーメンも似ているし、どういう関係なんだろう?と思っていた。私のことだから「ホープ軒と関係あるんですか?」くらいは聞いたと思うのだが、店の成り立ちが前記の経緯なので「ウチは関係ないです」と言われたに違いない(笑)。「ホープ軒本舗」のスタッフと創業者が一緒に作った店で、そのスタッフが創業者の娘婿だというのは、2019年発行の「東京ラーメン系譜学」で初めて知ったのである。
先日、かなり久しぶりに「弁慶」に行って懐かしさに浸り、昔の背脂系をまた食べてみたくなって久しぶりにやってきたという次第。それにしても車がない私には武蔵村山市は遠い。自宅(目黒と不動前の中間くらい)を出てから店に着くまで、2時間かかった。。。(玉川上水駅からバス)
ラーメン780円を注文。塩ラーメンか?と思うほどに醤油色は薄め。背脂と油は多いが白濁と言うよりも半透明に近い。豚骨臭さはそんなに無い。麺は中太だが私の記憶よりは細めだった。帰り際、「東大和の店は支店ですか?」と聞くと「ウチで働いていた弟子の店です」との返答。ということは暖簾分けなのかな。
その足で「村山ホープ軒 東大和店」へ。タクシーアプリを使って呼ぼうと思ったら20分以上かかると出たので、NAVITIMEでバス検索。すると昼時は1時間に一本しかないバスがいいタイミングで来ることがわかり、バス停へ移動。玉川上水駅から東大和市駅へ。
こちらの店は初めて。本店は券売機だったが、こちらは後会計制。ラーメン750円を注文。
ラーメンができたときに「ここはもう20年くらいになりますか?」と聞くと「いやいや、もう30年になるよ」と。意外と古い。麺は本店と同じだと思う。スープに醤油感が出ており、豚臭さもあった。油と背脂も大量でなかなかパンチのあるラーメン。チャーシューがおいしかった。
1990年後半の「とらさん」や、比較的最近のレビューでも本店好きと東大和店好きで意見が分かれているが確かに好みは分かれそう。広義では同じタイプのラーメンだが、狭義では違うラーメンと言えよう。
帰り際、「店名がアルファベットになったのは最近ですか?」と聞くと「いや、10年くらい前かな」とのこと。そんなに前から変わっていたのか。。。
こういう食べ比べ、食べ歩き、昔はよくやったが久しぶりにやって楽しかったし面白かった。
この周辺の調べ物をしていて、八王子帝京大学の近くにあった「ニューホープ軒」が相模原の方に移転し、「ホープ軒」として営業していることがわかった。ここも再食に行かねば。それと南砂町の「ニューホープ軒」も未食なので早いところ、行っておきたい。

















