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2021年11月2日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区面影橋

十割ラーメン(中太麺)・二八ラーメン(細麺)

北九州で昭和21年に創業し、私も大好きだった「ぎょらん亭」が2021年10月29日、高田馬場/早稲田にオープン!

「餃子酒場たっちゃん 西早稲田店」のランチタイム間借り営業、と聞いていたのであまり期待してなかったが、店長(?)が「ぎょらん亭」に行ってしばらく修業(約半年間)してきたようなので、少し期待も高まったり。

何しろ、昭和21年(1946年)創業ということは75年も歴史があるわけで。特に私が注目していた10数年前は移転や閉店を繰り返し、しかもお弟子さんも多数。例えば東京にも出店してもう閉店してしまった「ラーメン力」(新宿御苑前)もそう。他に「十割亭」「ブラザー軒」「まむし」「拉麺エルボー」など。

2018年に経営権を譲ったという話。「太陽の船株式会社」「株式会社TAO」「たっちゃん株式会社」いずれも社長は同じ。
(「太陽の船」と言えば、長渕剛の歌で同名の曲がある。社長が鹿児島県出身なのでそこから取っているのは間違いなさそう)

主なメニューは十割ラーメン・二八ラーメン 各750円、替玉150円、半替玉100円、他。本店名物の「どろラーメン」(泡系スープ)は厨房の関係で出せないらしい。(百貨店催事などでは出していたことがある)

十割ラーメンは豚骨100%(国産げんこつを長時間炊き上げたモノ)、二八ラーメンは鶏ガラと香味野菜二割・豚骨八割。麺は中太か細麵から選択可能。麺の硬さに関しては中太麵はやわ・普通・カタから選択。細麺はやわ・普通・カタ・バリカタから指定可能。タレは北九州ヤマニ醤油の吟醸薄口ベース。

一杯目は「二八ラーメン」を細麺固さ普通で注文。一応、あっさりとうたっているが、こちらもかなり濃厚。
二杯目は豚骨のみの「十割ラーメン」を中太麺固さ普通で。麺はこれでも細麺の方だと思うが一杯目に細麺を食べていることもあり、若干太く感じる。ビジュアルに違いがないので間違って運ばれてきてもわからないかも?(笑)
個人的には、このスープには細麺が好み。
スープがかなり味濃いめで食べ終えて、帰社するまで水分が欲しくてたまらなかった。北九州で食べたのはもう10年以上前になると思うがその時の印象とはかなり違う。でも、なかなかの濃度で受けそう。夜、飲んだ後に食べたくなるラーメン。夜にも出した方が人気出そうだけど、オペレーションが大変かな。

※写真は十割ラーメン。見た目ではわからない。

お店データ

ぎょらん亭 西早稲田店

ぎょらん亭 西早稲田店

東京都新宿区西早稲田2-18-23(面影橋)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。