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2020年10月21日の大崎裕史の今日の一杯

東京都台東区蔵前

特製昆布塩らー麺+昆布味噌

2020年5月18日オープン。淡路町に「塩生姜らー麺専門店MANNISH」の本店があり、2020年5月9日亀戸に二号店を出したばかりなのに矢継ぎ早にこちらにも出店。しかし、「塩生姜」が「昆布塩」に変わっていた。多店舗展開でもするのかと思って少し様子を見ていたら随分と日にちが経ってしまった。東日本橋で20時過ぎまで会議があり、近くでどこかないかな?と考えたときに思い出した。
「塩生姜らー麺専門店MANNISH」の実家(というかお父さんの店)「麺駒」が蔵前寄りの淺草にあるので実家の近くに作ったんだなぁ〜と思っていたが少し事情が違うようだ。

本店で出していた限定メニュー「昆布の塩らー麺」がベースになっており、この店のTwitterを見ると「オーナー柴田和さんとご縁がございまして、長年の夢であったラーメン店を開店させていただく運びとなりました。」とプロフィールに書いてある。ということは巣鴨にある「らぁめん 生姜は文化。」と同じようにプロデュースと考えた方がよさそうだ。(「生姜は文化」は柴田さんの修業先である桑ばらさんに依頼されプロデュースを担当。)そしてこちらの運営は別会社でつまりFC店。なので正確にはセカンドブランドではない。

ABC店舗のブログでのインタビューによると「食材にこだわって、他では使っていない昆布を使用します。ここから日本国内・世界へと展開していきたいですね。」とこちらの店主が答えている。また「無駄な廃棄を出さない「エコで綺麗なラーメン屋さん」も目指しています。においや油も少ないので店舗を綺麗に使用できますし、そのような面からもフランチャイズとしても展開しやすくなると考えています。」とも。

開店当初はタッチパネルだったようだが、今は小さな券売機。主なメニューは、昆布の塩らー麺850円、昆布の塩つけ麺900円、など。特製昆布の塩らー麺1050円+味変!味噌昆布100円を注文。14:00からの限定メニュー「昆布の醤油らー麺」もあったが、初訪なので基本メニューにした。(と言っても特製にしたが。時間が無くてここでしか食べられないのと、最近は特製にしかないトッピングを出す店が増えてきており、聞くのが面倒になって特製を頼むことが多い。バランスを考えると初訪時にこれじゃダメだとわかってはいるのだが、コレクターな私になかなか再訪はないので一度で済ますためには特製が便利(笑))

昆布塩スープ・昆布味噌(トッピング)・昆布酢(卓上調味料)と、とくかく昆布にこだわり、徹底している。こういうコンセプトは好き。

出てきたラーメン、スープは綺麗な透明清湯塩味。前半よりも後半に昆布を強く感じる。といっても途中で昆布酢や昆布味噌を加えて味変したが・・・。具は鶏チャーシュー(特製なので多め)、青菜、白ねぎ、あられ、海苔、味玉(特製用)。麺は三河屋製麺の平太麺。(本店は細麺なのでこちら用の麺)

昆布酢を加えるとすっきりまろやかに。昆布味噌を溶かすと薄味の味噌ラーメンに味変するのが楽しい。ただ、元のスープがおいしいので、近所だったら普通に一杯食べきって、二回目に昆布味噌を使うくらいがいい。これなら、つけめんや醤油もおいしそうだ。

お店データ

昆布の塩らー麺専門店 MANNISH

昆布の塩らー麺専門店 MANNISH

東京都台東区浅草橋3-25-6(蔵前)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。