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2025年12月23日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区新宿

芳醇トリュフだしチャーシュー塩そば(2050円→試食会のため無料)

だし料理専門店 「節丸」@新宿(紀伊國屋ビルB1)
2025年12月22日オープン。カウンター14席。
削りたて鰹節が主役の「だし料理専門店」。ラーメン専門店ではなく、御膳メニューと中華そばメニューの二本立て。ただし、寂しいことに“御膳”が目立つ。それでもレセプションに参加したのは、その価格。
主なメニューは、たまり醤油だし中華そば1600円、同チャーシューメン2050円、芳醇トリュフだし塩そば1600円、同チャーシューメン2050円。御膳は1600円〜2950円の4種類。試食で出てきたのは一番高いプラチナセット2950円。そしてラーメンは芳醇トリュフだしチャーシュー塩そば。選択の余地無しで試食会ではこのメニューのみだった。
お店のウリは『削り立ての鰹節が主役』。鹿児島県枕崎市産の本枯鰹節を店内で注文のたびに削って使用。賞味期限10分!と宣伝コピーのように言ってるけど、削って持って来てもらっても最初は中華そばをそのまま食べたいので10分なんてすぐに経ってしまいそう。そして、ラーメンを食べ歩いている人なら「ラーメン店で鰹節削り機を使ってるところあるよね」と思うことでしょう。逆にこのお店の登場によって、改めて注目されたりして。近くだと「玉(GYOKU)」新宿店かな。
そしてこちらの卵は、『たまごかけごはん祭』で3年連続優勝し、殿堂入りした高級ブランド卵「夢王(ゆめおう)」を使用。トッピング価格を見たら、夢王(生卵)が330円、味玉が380円。スゴい。
麺は「ハルユタカ特等」を使用した細麺。松戸の高橋製粉とその関連製麺所が作っているようです。
スープは鰹節をベースとした清湯塩味。香りのトリュフはトリュフ塩由来。途中から削り立ての鰹節を投入するのでそちらが上回ります。チャーシューは肩ロース、デフォで3枚。チャーシューメンだと9枚。チャーシュー好きだけどそんなに要らないんじゃないかな〜。具材や鰹節は別容器でラーメン自体は素ラーメンで登場。熱々で出てくるので具を早めにトッピングして食べるのにちょうど良い温度まで下げてから食べ始めました。
デフォメニューにも鰹節と夢王味玉は付いています。何度も来る人もいるでしょうから、本来はトッピングにしてもらった方がいいような気もします。個人的にはどちらかの中華そばと、夢王・削り立て鰹節を使った卵かけご飯のセットがあるとベストだと思いましたが、試食会時点では残念ながらありません。単品で追加すると玉子が味玉と生卵の2個になってしまうし、そこは今後の変更に期待しましょう。
慣れてきたら8時から開けて朝食需要にも応えたいとのこと。
なお、募集広告などから「花研」(「ばんから」などの運営貴社)が関係しているのはわかったので、聞いてみると、他にもいろいろな「人」か「会社」が関係しているようです。店内左奥には物販コーナーがあり、そこには京都の福島鰹の物が並んでいるので、そこも関係しているのかもしれないし、すべてのメニューに「夢王」が付いてくるのでそこの会社も関係しているのかもしれない。試食会だったのでそのあたりは聞いたのですが・・・。
いただいた多くの資料に運営会社名は出ておりませんでした。

お店データ

節丸

節丸

東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊國屋ビル B1F(新宿)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。