京王線笹塚駅の高架下には「京王クラウン街」と名付けられたモールが東に延びている。入れ替わりで2022年12月に開店した店舗のうちの一軒。「武蔵家」といえば「新中野系武蔵家」が店舗を広げて出身者も活躍してるが、別系統になる「吉祥寺武蔵家」も決して負けてはいない。カウンター席もあるが、テーブル席が多く並んでいるのは家系ラーメン店では珍しい。
こちらの店舗では客席に二次元バーコードが貼られていて、それを自身のスマホで読み取って注文するスタイル(スマホのない人は店員に伝える事になる模様)。家系ならではの「麺の固さ・味の濃さ・油の量」選択も、そのスマホの中で行う。店員が客の好みを覚えて、作り手にそれを伝えていた時代を知る身からすると、時代も変わったなぁと思ってしまう。
「吉祥寺武蔵家」の特徴の一つは、「あご塩ラーメン」がメニューにある事。イベントで食べたことがあるものの、店舗では未経験だったので、こちらを全部普通で注文。このメニュー名だとあっさりに思えるが、ベースになっているのは醤油味の「武蔵家ラーメン」と同じ、豚骨メインの滑らかなスープなので、思った以上に濃厚さを感じる。そこにあご出汁が加わるため、力強さとすっきり感が同居して、塩味でありながら家系らしさを失ってはいない。平打ちの中太ストレート麺も家系ラーメンらしさを表現している。
笹塚店では、今までの店舗になかった「家系油そば」もメニューに入れている。これも機会があれば食べてみたい。
















