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2021年11月19日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区水天宮前

特製中華そば

21年9月20日オープン。
主なメニューは中華そば800円、しお中華そば800円、つけめん900円、他。
開店当初、つけめんは未発売だったがTwitterによると「今週末から発売」とのこと。

ラーメンの見た目が私好みだったのと、外観がそそる感じだったので近くに行ったら寄ろうと思っていたが、意外と遅れてしまった。逆に言えば「急いで行かなきゃ」という情報もなかなかなかった、ということでもある。

特製中華そば1000円を注文。

奥の厨房に男性。接客慣れしている感じの女性がホールの二人体制。
カウンターは無いが、テーブル席を壁に付け、一人用にアレンジした席が8席。

登場した中華そばは「見た目懐かしい」感じだが、清湯醤油スープはバランス良く、なかなかのおいしさ。甘さが目立つがこれも後を引く。麺は丸山製麺製の中細麺。

具は豚チャーシュー2枚、鶏チャーシュー2枚、メンマ、海苔、小口切りねぎ、ワンタン二個、味玉。

おいしく完食完飲。
個人店舗なのか、資本系か?
どこかで修業したのか?独学か?
いろいろ謎で帰宅後ネットを徘徊するもわからず。
するとTwitterの初期に滋賀県の「麺や 江陽軒」をリツイートしているではないか。「麺や 江陽軒」と言えば「えぐち」出身。「えぐち」は「カドヤ食堂」出身。もしかしてこのあたりと繫がりがあるのでは?バランスの取れた醤油清湯でもあるし、と気になり始めたら眠れなくなった(笑)。

Twitterでフォローしてもらっていたことを思い出し、DMで連絡し、そのあと、簡単に電話取材を敢行。こんなことはここ数年なかったこと。

まずは店名。父の出身地である北海道の「三笠市」から。親思いである。
甘味は調理酒かみりんかと思ったら、きび砂糖(さとうきびから作られる砂糖の一種)を使っているらしい。なお、無化調という情報が流れていたが、そんなことを言ったことは一切ないらしく、「うま味調味料」は使っていないが、醤油や塩は高い物を含め、数種類ブレンドして使用。

店主は飲食業33年くらい。有名ラーメン店にいたこともあるし、フレンチにいたこともある。今のラーメン自体は独学。食べ歩きは結構している。ラーメンデータベースもかなり使っているとのこと(笑:ありがとうございます)。

というわけで似たような味の店で修業したわけではなく、オリジナルの味。
Twitterはバイトの人に任せてやっており、リツイートとか、滋賀の店も詳しくは知らなかった。

入れ替わりが激しい場所だが、今度こそは続いてほしいものだ。

お店データ

中華そば みかさ

中華そば みかさ

東京都中央区日本橋箱崎町32-3 秀和日本橋箱崎レジデンス 103号(水天宮前)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。