なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2016年6月1日の大崎裕史の今日の一杯

埼玉県春日部市一ノ割

しょうゆラーメン

東武スカイツリーラインの一ノ割駅と春日部駅の中間くらい。(一ノ割が近いけど1kmある)店名がオランダ亭と変わっているがその理由はまだ明かさないとのこと。

店頭にも「長岡生姜醤油ラーメン」と書いてあるように、生姜が効いた醤油ラーメンの店。しかし、会計時に聞いてみたら長岡出身でもそちら方面の店で修業したわけでも無さそう。しばらくそちらの方にいたらしい。おそらくその期間にはまって、研究して出すことになったのであろう。

しかし、この「長岡生姜醤油ラーメン」、簡単そうに見えて簡単ではない。生姜を入れれば良いというものでもない。だから好きだからといってすぐにできるものでも無いと思う。ところが、ここのラーメンはウマイのである。実にウマイのだ。長岡生姜醤油を忠実に再現しているかどうかというよりも、生姜醤油のうまいラーメンを作りだした感がある。それはつまり「長岡生姜醤油愛」ではないかと思う。

醤油も独特でこの醤油が新潟のものなのか、千葉のものなのか、はたまた埼玉のものか、確認できなかったが(店主が一人で忙しいので聞けない)この醤油もおいしい。そして特筆すべきはチャーシュー。青島食堂などのチャーシューもおいしいが、こちらは柔らかく味は濃いめでご飯にのせて食べたい。もちろんチャーシューメンでもうまいに違いない。ただ、夜遅くだとチャーシューメンは売り切れてしまうので要注意。

そして、ここは店主が一人で全部やっているのでいろいろ大変。券売機もないので会計の際はラーメン作りの様子を見ながらしなければならない。駅から遠いのでタクシーを呼んでもらおうかと思ったがそれも断られてしまった。(近くに大きな通りがあるのでそこで捕まえた)
春日部は遠いのと駅からも遠いので何度も行くのはさすがに厳しいが、長岡よりは近いので(笑)、また行ってみようと思う。また珍しく塩味があるのでそれは注目。次回はそれにしようと思う。

写真はしょうゆラーメン700円

お店データ

オランダ亭

オランダ亭

埼玉県春日部市緑町3-4-59(一ノ割)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。