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2015年11月22日の大崎裕史の今日の一杯

福岡県福岡市博多区中洲川端

ラーメンジェノバ

二人のラーメン店主とラーメン王と焼き鳥食べて、カクテルが飲めるという屋台に行ったら激混みで待っても無理と断られた。それじゃ〜ってんで中洲で人気のラーメン店「海鳴」へ。2年連続ラーメンウォーカーグランプリを獲ったり、4店舗目の「海鳴食堂」をオープンしたりと、飛ぶ鳥を落とす勢いの店。「大つけ麺博」でも常連なので東京でも知ってる人も多いだろう。ちなみに店主は「凪」に居たこともある。
私は本店で食べているが中洲店は初めて。さすが中洲だけあって夕方6時から朝6時までの12時間営業。1時頃だったが常に数人待ちができる人気店。メニューは「魚介とんこつ」700円、「とんこつ」600円、「ラーメンジェノバ」700円など。4人だったので魚介とんこつを2杯ととんこつとジェノバ(写真)を注文。旋風を巻き起こした魚介とんこつは東京でラーメン食べ歩きをしている人には、ある意味予想通りの味だが、博多ではこれが受けている。豚骨と魚介のWスープだが都内の青葉などとも違い、豚骨強めの中に軽めに魚介を効かせている。ベースの豚骨スープも一般的な博多ラーメンとは違い、濃すぎず薄すぎず、うまい。これに魚介を合わせたり、バジルを合わせたりしてメニューを増やしている。バジルを合わせたのが「ラーメンジェノバ」だが、豚骨ベースなのにイタリアン風に感じるのが面白い。誰もが考えそうなメニューではあるが、意外と少ないのはその組み合わせのバランスが難しいと言えよう。ところが、ここの「ジェノバ」は洋風テイストを感じさせながら、しっかりラーメンであるところがいい。変にイタリア過ぎないいい着地点を見つけたと言える。4軒目の「海鳴食堂」では「ベジトン」というメニューがあるらしいのでそちらも次回あたりに行ってみたい。

お店データ

ラーメン海鳴 中洲店

ラーメン海鳴 中洲店

福岡県福岡市博多区中洲3-6-23 和田ビル 1F角号(中洲川端)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。