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2019年11月5日の大崎裕史の今日の一杯

東京都豊島区池袋

中華そば

2019年10月18日オープン。漫画「クローズ」、鈴蘭高校の猛者達。24期生・林田、25期生・春道、そして22期生・桂木。外伝で「鳳仙花」、鈴蘭の対抗勢力「鳳仙学園」。というわけで「クローズ系」の新店は今までの中では一番のパイセン。ちなみに同グループの「花山」は『グラップラー刃牙』シリーズ。「流川」はスラムダンクか?
というわけで漫画なのか、ラーメンなのか?ラーメンなのだ。
池袋駅からも近く、良い場所に出店。資本力があることを感じらせる。このグループの最新店で似たようなビジュアルではあるが味は大いに違う。
『素材1つ1つを厳選し、製法にも拘り炊き出したスープをご賞味頂きます。国産鶏ガラ・モミジ、産地にこだわった平子煮干、白口煮干、鯖節、宗太鰹、昆布、貝節、干し椎茸を使用。麺は埼玉県産国産小麦に拘り、焼豚は豚肩ロースを使用し、メンマは極細、卵はグループ店舗と同様の「マキシマムこいたまご」を使用』
つけ麺850円がウリのようだが気分が中華そばだったので中華そば800円を注文。まだ知られてないのか、このグループでは珍しく空席多し。具は大判肩ロースチャーシュー1枚、青菜、刻みネギ、細メンマ。今どきの値段だが具はやや寂しげ。醤油を立たせたスープは鶏プラス煮干し&貝節(あさりか?)、そして旨味の重ねで昆布や椎茸。ありそうで無さそう、昔風に見えるが今風な味わい。なんというか、「旨い」というよりも文字にすると「巧い」と感じさせる。実に巧みな店舗展開と味作り。少しずつ変えながらも的確に「今」を押さえている。そしてファンを掴む味わい。麺はこのグループに多い菅野製麺所。他店の流用では無く、この店特注。全体的になかなかおいしいところが憎い演出(笑)。

お店データ

麺 かつら木

麺 かつら木

東京都豊島区西池袋1-18-1五光ビル1階(池袋)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。