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2016年12月25日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府豊中市服部天神

醤油そば

阪急宝塚線の服部天神駅という駅は初めて降りた。というよりも、この店に行こうと思い、調べて初めて知った駅名だ。今年1月のオープンだが、お店の外観はかなり渋い。そもそも店名が「中華そば 堀川」というのもいい。しかもメニューは清湯の醤油味一本で並と大盛りのみ。あとはトッピング。潔すぎて格好いい!
閉店時間が近かったせいか、他の客さんは先に一人あとに一人。評判は良さそうなのに、お客さんは付いてないのだろうか?ちょっと心配になる。
醤油そば並750円を注文。後会計制。
出てきたラーメンは綺麗な清湯醤油スープにチャーシュー2枚、メンマ、ネギ、なると。実にシンプルで昔の東京ラーメンにも通ずるビジュアル。会計時に聞いてみたがまったく無関係だった。東京にもあまり居たことがないようだ。
スープは動物系プラス魚介系。見た目はシンプルで昔風だが、味わいは十分な旨味、風味、コクが備わっている。
麺は細めのほぼストレート。「麺硬めの希望は受け付けておりません」という断り書きを入れるほど、麺にもこだわりがあるようだ。トッピングも麺もそつなく美味しく仕上がっている。
「うわっ、こりゃすげ〜。どんどんマスコミに紹介しちゃおう」というほどのインパクトはないが、近くに住んでいたら2日に一回は食べたくなるくらいの安定安心の中華そば。無化調で食材はほぼ国内産だとか。鶏は但馬鶏、豚は宮崎ブランドポーク、いりこは九十九里産。
住所は豊中市ではあるが、梅田駅からもそう遠くはないので、出張族にも食べて欲しい。

お店データ

中華そば 堀川

中華そば 堀川

大阪府豊中市服部西町1-3-3(服部天神)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。