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2019年11月28日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区新宿三丁目

【数量限定】のどぐろそば

通称「はやし田系」と呼ばれているグループは最近、「クローズ系ラーメン」とも呼ばれている。それは漫画「クローズ」に出てくる名称から取ってる店名が多いからだ。鈴蘭高校(鈴蘭@新宿三丁目)の猛者達。24期生・林田(はやし田@新宿三丁目)、25期生・春道(春道@新宿)、そして22期生・桂木(かつら木@池袋)。外伝で「鳳仙花」(鳳仙花@新宿)、鈴蘭の対抗勢力「鳳仙学園」。そして2019年11月22日オープンしたのが「くろ渦」(そのまんまやないか!)。
ちなみに同グループの「花山」は『グラップラー刃牙』シリーズ。「流川」はスラムダンクか?
ところが、らぁ麺に使われている黒いナルトが「黒渦」で店名の由来、という説も出てきた。まぁ、どちらも正解なのだろう(笑)。
新宿三丁目、末広亭の向かいで私が行った11時半頃は遠くから見たらすごい行列。「そんなに人気あるのか?」と思ったら末広亭の開店(11時40分開場)待ちだった。こちらは私が先頭。写真を撮ってる間に先を越されたが・・・。
主なメニューはらぁ麺 800円、つけ麺 850円、のどぐろそば 1000円など。のどぐろそばは普通に売られているがレビューで「売り切れで食べられなかった」と書いている人が複数いるので聞いてみたら数量限定で今のところ50食ほど作っているそう。人気なのでもう少し増やすかも?とのこと。平日なら3時頃までは十分あるとのこと。確かに3時で50食出たら人気メニューだ。(実際出てる日もあるようだ)
のどぐろそばが「はやし田」でも出しており、ただし、明らかに違う、というネット情報を見てそれにした。他のメニューも変えているようだ。このグループは基本の味作りもよくできていると思うが、一度完成した味をそのまま増やしていくのではなく、少しずつ、あるいはガラッと変えたりして別ブランドで提供しており、しかもそれがよくできているので素晴らしい。誰が作っているのだろう?
具は、ホエー豚の肩ロースチャーシューと鶏ムネ肉低温調理チャーシュー、青菜、きざみ紫玉ねぎ、細切りメンマ、竹炭・黒胡麻入りの黒ナルト。スープは白醤油を使った清湯醤油味。のどぐろのアラを使用したスープにのどぐろの身から抽出した香味油を使っている。「はやし田」の「のどぐろそば」は、のどぐろ煮干だが、こちらは鮮魚系。最初はガツンと効いているが慣れてくると旨味が目立っておいしい。山椒をうまく使っていて、時折、のどぐろよりも山椒が目立つこともあるがなかなかうまく作っている。
麺はいつもの菅野製麺所製だが、材料は変えており、なめらか食感。タピオカ入りをうたっている。
他のメニューもどう違うのか、あるいは変えてないのか、食べてみたい。

お店データ

らぁ麺 くろ渦

らぁ麺 くろ渦

東京都新宿区新宿3-7-8 第2シグマビル1F(新宿三丁目)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。