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2019年12月29日の大崎裕史の今日の一杯

東京都北区十条

つけめん+野菜

同じ場所にある「煮干そば 流。」の定休日である火曜に暖簾を逆にして「逆流」という別ブランドで2019年10月1日にオープン。なぜか10月2日(つまり営業開始日の翌日)に行ってしまい、その日は「流。」のメニューを食べた。それ以来ようやく来ることができた。「逆流」というと1979年に発売された長渕剛の2枚目のアルバムを思い出す。「順子」や「祈り」が入っており、オリコン1位になった。(前作は1位にならず)
事前に予習しており、山形の辛味噌ラーメンが人気のようだがつけめんを食べることに決めていた。しかし「丸長風」つけめんと大好きな納豆つけ麺があることも知って、どちらを食べるか、あるいは2杯食べるかずっと迷っていた。ところが券売機の前に立つと「まず食券を買って奥へ」となっている。何を食べるか決まってないのに買うとどういうことだ、と頭が混乱していると食べ終えた人が出てきていったん外へ。券売機が入口にあり、迷っていると邪魔になるのだ。そんなこんなで3人を送り出し、それでも迷うという優柔不断さ。いや、店頭にメニューを置いてもらえれば邪魔にもならずメニューを見て迷えたのだが。
とにかく830円(この日はこの値段のメニューしか無い)の食券を買って中へ。カウンターにメニューが置いてあった。これが外にあればなぁ。。。座る前にメニューを見ていたら催促されたので「少し考えさせて」と。本当は、麺が同じならつけめんの食券を2枚買って麺を一個にしてもらって2種類のつけ汁で食べようと思っていたのだが、その余裕は無かった。つけめんを頼んで野菜150円を追加。つけ汁は醤油清湯。胡椒が少し利いているが目白、桜台、荻窪あたりの「丸長」を期待していくとちょっと違う。もちろん店が「丸長風」と言ってるわけではなく、ネットなどでの評判だ。確か前に聞いた時に「丸長を意識しているわけではなく、好きなつけめんを作ってます」と言っていた。つまり「丸長インスパイア」ではなく、丸長はリスペクトであるということなのだろう。納豆つけ麺や辛味噌ラーメンは丸長にはないし。追加の野菜も私が勝手に目白をイメージしていただけでそれとは違ったキャベツのザク切りや細切り人参などが登場。これはこれでおいしくいただけた。スープ割りせずに飲み干してしまったがスープ割りはあったのだろうか?納豆つけ麺、食べたい。他の店でもいいから食べたくなってしまった(笑)。
「流。」及び「逆流」の年末年始営業は30日通常営業、31日1日休み、2,3日11-17時(振るまい酒あり)、4日以降通常営業。

お店データ

逆流

逆流

東京都北区上十条1-13-2(十条)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。