東京には様々なご当地ラーメンが出店してくるが、東京生まれのご当地ラーメンも根付いている。「東京ラーメン」という定義には曖昧な所もあるが、「八王子ラーメン」は定義も明確で、地元で広まっている存在として知られている。しかし、八王子市と近隣市ではよくみかけるものの、23区内では滅多に見かける事がない存在でもある。そんな「八王子ラーメン」を調布市国領駅近くで看板に掲げているのが、この「如拙」。開店してから15年くらい経っている。ご主人は八王子での修業経験はないそうだが、八王子の人気店に足しげく通っていたらしい。メニューはシンプルに「ラーメン」「素ラーメン」の並盛・大盛・特盛のサイズ違い、あとはトッピングの組み合わせなので、シンプルにラーメンを並盛で注文。
すっきりと澄んだ醤油色のスープは、まさに濁りの無い味わいで、脂っぽさを感じないシンプルさの中に、香味野菜らしき香りも漂ってくる。醤油ダレがそこに浸透していて、やや控えめながら、加えた油の熱さも加わってくいる。中細麺の軽い縮れがスープの旨みを後々まで後引く食感。そして、八王子ラーメン最大の特徴である「刻みタマネギ」にも、スープの味や油の熱が伝わってくるのがポイント。
店は決して新しくはないが、整然としていて汚れた所はなし。地味ながら地道にラーメンを提供する店です。
















