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2025年5月24日の大崎裕史の今日の一杯

東京都豊島区護国寺

濃厚真鯛塩らーめん(1000円)

2025年4月13日オープン。三鷹「鶏こく中華 すず喜」出身の西調布「一番だしラーメン しんせん」(2022年9月28日〜2024年11月27日)が移転、リニュアルオープン。
店の場所は護国寺駅2番出口徒歩8分、雑司ヶ谷駅3番出口徒歩12分。不忍通りと並行する路地裏。弦巻通り沿い。
最近は「ウマければお客さんは来てくれる」という考え方も成立するほど、話題店は場所を選ばない。それでも、意外な場所に出店したなぁ〜と思う。でも開店から1ヶ月以上経った平日の12時頃、ほぼ満席の人気。
入店するとまず新紙幣・高額紙幣対応券売機で食券購入。
主なメニューは、
濃厚真鯛塩らーめん1000円
濃厚真鯛醤油らーめん1020円
真鯛の昆布水つけ麺1170円
まさお(うずら味玉3個)60円
ケンチャーハン350円、紙エプロン10円、他。
麺量は、らーめん並盛180g大盛280g+150、つけ麺並盛250g大盛350g+150円。
「まさお」は修業先の「すず喜」譲り。塩と醤油の差20円が気になるがこういうのは原価をきっちり考えてそうで期待できる。食べる前から、醤油も食べなきゃ、と思えてしまう(笑)。

店内は入って正面奥から左にかけてL字型の厨房があり、手前に客席スペース。席は対面カウンター10席(5・5)、厨房左の袖に向かったカウンター4席。
厨房に店主と男女各1名の3名体制。
箸は割り箸。卓上調味料はつけ麺用の藻塩。←これを危うく、ラーメンに入れてしまいそうだった。
「濃厚真鯛塩らーめん」完成。
具はナンコツ、ほうれん草、なると、小口切りねぎ、海苔。チャーシュー代わりの軟骨と肉が実に特徴的でおいしい。ただ、開店当初に来た「いけ麺」さんの写真だと塊が二個ある感じ。私のはほぐしチャーシューみたいな細かくなったモノがそれなりの量。今回のもかなりおいしかったがどちらが本流なのだろう?
スープはとろっと濃厚な真鯛白湯塩味。かなり味濃いめでややしょっぱめ。豚鶏の動物性に真鯛を効かせた濃厚動物魚介。実は鯛ががつんと効いたものはやや苦手なのだが、こちらのは、私にとって好都合な動物系とのブレンド具合。鯛を使ったラーメンはこれまで何杯も食べてきたが、そのどれとも違う感じで面白い。
自家製の麺はストレート中太タイプ。いろいろと個性的で人気になりそう。(というかもう人気になっている。)

お店データ

らーめん 護什番

らーめん 護什番

東京都豊島区雑司ヶ谷1-30-15(護国寺)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。