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2024年5月30日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区赤坂

月見ラーメン(1040円)

2014年オープン。今年10年目。
私が行ったのは6年前。その頃もおいしかったのだがここ1〜2年で随分変わってきた。
いわゆる“泡系豚骨”になっていた。かなり“今風”の博多ラーメンになったように思う。
聞いたら「5年くらい前に意識して変え始めた。」とのこと。
RDBのレビュー写真を遡ると泡系になったのは昨年あたりからかな?

Twitterのプロフィールには、こう書いてある。
・自家炊き濃厚ど豚骨
・ストロング豚骨
・ハイブリッド呼び戻し製法
・終日替玉1玉無料
以前は、こういう表記はなかったはず。そして、今のラーメンはまさにど豚骨でストロングなのである。

Twitterを遡ると面白い。
5月23日 フジテレビの赤池さん訪問
5月21日 納得が行かないスープの時は閉店。(公式)
5月17日 ランチは通常16時だがスープが持たず14時で閉店
5月9日 MENSHOの庄野さん、帰国後に来店
4月30日 渡辺樹庵さんのYOUTUBE出演
4月18日 博多ラーメン琉、来店
4月7日 渡辺樹庵さんYOUTUBE3月印象に残った店で紹介
4月6日 ラーメン王山本さん来店(初訪問)
3月30日 渡辺樹庵さん来店(Xに投稿)
3月12日 店主、健太@高円寺へ
3月12日 店主、博多ラーメン琉@祐天寺へ。
3月1日 博多ラーメン琉、健太、一緒に来店
2024年2月20日 『以前よりも多くのお客様にご来店頂き感謝の限り』と呟く
2023年11月13日 限定で月見ラーメン発売
2023年11月頃から高評価のX投稿増える。
2023年4月18日 価格改定
2023年2月23日 ガジェット通信で紹介(濃厚そうだが写真ではそこまで泡系ではない)
2023年2月6日 お店の投稿では少し泡系
2022年9月6日 リツイートした写真はあまり泡系ではない。

というわけで、Twitterを2年分遡って読んでみましたが、昨年秋くらいから、評価がさらに高まり、今年2月の公式投稿からするとその頃にお店も手応えを感じる人気になってきた。3月の博多ラーメン店主や渡辺樹庵さんが来店。他の人も行き始める。私は樹庵さんの動画紹介は今回食べてこれを書くために調べて知った。他の人のレビュー何人かのを見て、「最近は泡系になったのか。再訪してみるかな。」と思い立って行ってみたら予想以上の泡系だったのと期待以上のおいしさだったので、「今日の一杯」で書こうと思った次第。

10周年にして大きく飛躍!
という感じでしょうか?
平日12時16分着で10人待ち。店頭の案内などを見ると日常的に行列はできてそう。
寸胴は5本使用、取り切りと呼び戻しの両方を使い、お店は『ハイブリッド呼び戻し製法』と名付けている。かなり研究しているようで今が一番いいのでは?
麺は相変わらず、博多の有名製麺所『トリオ製麺』の低加水麺。
スープは豚のゲンコツと頭骨のみを使用。二日間炊き続け、前日までの熟成スープと合わせる事で完成。Twitterでは、スープの調子が悪く、営業時間前に終了することも多々あるので行く際は注意。でも、それくらいこだわってスープを炊いている。パッと見、外観は企業系にも見えるが、店舗炊きの本格派。
タレは九州の地醤油をベースに濃口、淡口をブレンド。数種類の九州産乾物なども使用。
10年目のお店がこんなに変貌することって今まであったかな〜?ちょっとビックリ。そしてスゴい。おいしかった。豚骨好きにオススメ。

お店データ

博多ラーメン 和

博多ラーメン 和

東京都港区赤坂5-1-36(赤坂)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。