なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2018年5月23日の大崎裕史の今日の一杯

東京都世田谷区下北沢

2018年5月16日オープン。直前に修業したお店からお花が届いていたのでそこ出身として流れてるが、店主曰く「あまり長い間居たわけではないのでそこ出身とは言えないので書かないで欲しいです」とのこと。いろんな店で10年以上やってきたらしい。

手打ちをやろうと思ったのは最近映画にもなった「ラーメン食いてぇ!」の漫画を読んでから。手打ち麺に関しては独学。プロに言わせると“違う”作り方が多数ありそうな気もするが、それはそれで面白い仕上がりになっている。

海老ワンタンが人気のようで私が行った時間ですでに売り切れ。特製980円にも2個入るのでそれを注文。

麺は「手打ち・手切り・手揉み」。小麦が独特なのか、三重県産の「もち姫」を使用し、加水率47%で他にはない持ち味を出している。超極太で7分茹でのため、回転が悪く待ち時間が長い。この日は外待ち8番目でラーメンが出てきたのが34分後。

刀削麺や特別な麺などを除いては、全国トップクラスに太い。外側がトロトロ溶けるような感じで中心部分はコシがある。まぁ、実に独特で他の人のレビューでは「失敗作」という表現もある。これはそういう小麦粉(もち小麦100%)を使って狙ってそう仕上げた感じ。最終着地点は違ったイメージかもしれないがとにかく個性的。個人的には面白く楽しめた。

スープは鶏手羽先、アサリ、魚介類などの塩清湯で無化調。柑橘系も入っていたような・・・。タレに「蔵の素」という高級料理酒も使っている。迷うことなく完飲。

隣の若いカップルがひとつ食べるごとに「わぁ〜おいしい〜。こんなの初めて〜」と悲鳴を上げていた。帰り際にも「ホントにおいしかったです。また来ます!」と感動して帰って行った。

お店データ

純手打ち 麺と未来

東京都世田谷区北沢3-25-1 シャトルヒエイ1F(下北沢)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。