東京荻窪生まれの「丸長」。長野県出身者たちが創業したので「長」の字が入っているが、長野県には現在3軒の「丸長」がある。中野市の「元祖つけめん丸長(信州中野丸長)」は東京上池袋にあって、後に茨城つくばに移転した丸長からののれん分け。そこから、須坂市の「つけめん丸長」も生まれている。
一方、今回訪問した長野市徳間の「食事処 丸長」は、埼玉県ふじみ野市南台にあった丸長(2016年頃に閉店)から、1990年代前半にはのれん分けしたらしい。
私にとって23年ぶり。訪問した平日の開店時、ご主人はかくしゃくとしてワンオペ営業中。とはいえ年齢的な事もあってか、昼のみの営業でメニューも絞り、2024年からは紙に書いて注文する方式になっている。ラーメンも気になるが、やはり丸長なのでつけそばを注文。
つけ汁は澄んだ醤油色で、歴史を切り拓いてきた「甘辛酸」の味を感じるもの。刻みチャーシューやメンマとネギに、ゴマもたっぷりかかり、つけ汁の器のフチにもゴマがついている。しっかり茹でてモチッとさせた中太麺を啜る度に、酸味が効いてピリ辛のつけ汁だけでなく、ネギやゴマの食感や味わいが口に残って飽きさせない。その後流行した濃厚つけ麺と異なり、麺をスパッとツルッとテンポよく啜れて勢いよく完食。残ったつけ汁はスープ割りせずとも飲めて、完成度の高いつけそばを堪能しました。
















