ajito ism@大井町(創作麺屋)
10年以上、汁なし部門で他の追随を許さない大人気・高評価なのに『今年いっぱいで閉店する!』と宣言してしまったお店、それが「ajito ism」。
経歴を振り返ってみる。2007年7月、「ajito」として大井町にオープン。
イタリアン出身のシェフ(店主や大将という呼び方よりこの呼び方が似合う)は、経歴を活かし、なおかつ狭い厨房で何ができるかを考え、新機軸である「ajitoのつけ麺」を発表。
それは大根・人参・玉ねぎ・セロリ・フレッシュトマト・にんにく・生姜・野菜のとろみと背脂・鶏ガラ・魚介出汁をブレンドした醤油味。これが後に「ベジポタ」と呼ばれる『先駆者的な存在』となる。他店に影響を与え、広めていったきっかけとなったという点では元祖ベジポタと言ってもよい。(「せたが屋雲」は早過ぎて誰も追随せず)
隠れ家的な店舗の存在と「クセモノシェフ」、そして他にはない味が受け、人気になっていた。その後、トマトやバジル、チーズなどを加えた洋風仕立ての「つけ麺ロッソ」や、店のバリューを決定づける「ピザソバ」を発表。つけ麺やまぜそばの領域を拡げていった。
2013年5月、「ajito ism」として同じ大井町に移転。その年、講談社発行の「TRYラーメン大賞」に新設された「汁なし部門」で初栄冠。その後、同部門5連覇を果たし、見事殿堂入り。
トマトなど多種類の野菜を煮込んだソースにチーズやミックススパイスを加え、具のサラミやアンチョビ、チーズを混ぜ込んで食べる和洋折衷の麺料理。真似できそうでできない至極の逸品。
麺は菅野製麺所製のツルモチの太麺。
年末に慌てて閉店間際の大行列に並ぶよりは、早めに行って食べ納めをしましょう!
















