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2018年11月5日の大崎裕史の今日の一杯

中華そば

2018年9月14日、「麺や雄」からのリニュアルオープン。スタッフの独立かと思ったら経営はそのまま。「麺や雄」として父からの独立だったが、父の「ましこ亭」を受け継いだ形で「ましこ亭」グループとなっている。その系列店がリニュアル。「雄」の文字がなくなるのは寂しい。海老だしから魚介豚骨へ変更。店長は一緒に十年やってきた人。主なメニューは、中華そば650円、豚骨魚介らーめん750円、つけ麺780円だが店内券売機は特製つけ麺、豚骨魚介らーめん、割飯、水餃子の順。中華そばは目立たない場所。店名が「濃厚つけ麺・ラーメン 八重桜」だし、つけ麺がウリと思われる。だったら店頭POPもそのようなものにしたらいいと思う。私は店頭POPで中華そばに決めてしまったので初志貫徹。値段が650円は都内新店としては安い。麺は自家製の歯切れのよい細麺。(つけ麺はもちろん太麺)中華そばのスープは魚介出汁あっさりさらさら淡麗。昔からある懐かしいタイプ。つけ麺が豚骨魚介の濃厚系でそれを伸ばしたのが豚骨魚介ラーメンスープ。具は、大きめのチャーシュー、メンマ、きざみ青ねぎ。全体的に価格もそうだが、奇をてらったり、トレンドを追うものではなく、幅広い層に長く愛される味として再構築した印象。次はつけ麺を食べてみよう。

お店データ

濃厚つけ麺・ラーメン 八重桜

濃厚つけ麺・ラーメン 八重桜

東京都北区王子1-15-5(王子)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。