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2025年4月2日の大崎裕史の今日の一杯

みやこらぁ〜めん(890円)+神様の中華そば(990円)+特濃こってりらぁ〜めん(990円)

「ラーメンスクエア」(東京都立川市)内の『POPUPラーメン』として、京都の人気ラーメン店「京都熟成細麺らぁ~めん京(みやこ)」(京都市)が4月1日(火)オープン!
株式会社ラーメンデータバンク 取締役会長・大崎裕史監修のもと、「ラーメンスクエア」内にオープンした『POPUPラーメン(旧Ramen Collection)』は、半年ごとに大崎裕史オススメの全国人気店を入れ替えていく企画。第1弾「活龍」(茨城県つくば市)、第2弾「新旬屋本店」(山形県新庄市)、第3弾の「麺部屋 綱取物語」(札幌市)に続く第4弾として出店。

■店舗の紹介
長年かけて完成させた『低温熟成細麺』。スープに合うように季節ごとに熟成期間を調整。その麵に合う鶏の旨味とたっぷりの野菜を凝縮した飲み干したい『鶏白湯スープ』。

主なメニュー
みやこらぁ~めん 890円
鶏しおらぁ~めん 890円
神様の中華そば 990円
ちゃあしゅうめん 1040円
肉スペシャルらぁ~めん 1300円
特濃こってりらぁ~めん 990円
特濃こってりちゃあしゅう 1140円
朱らぁ~めん 890円
味噌らぁ~めん 890円
辛味噌らぁ~めん 890円
※大盛りは+150円。
他にセットメニュー多数。

監修店舗の開店日試食時は、だいたい3種類を食べることが多い。まず基本の一品を一人で完食し、他二品をスタッフと半分くらいずつのシェア。今回も三種類食べるつもりで来たが、「さて、何を食べよう?」と店頭のPOPを見て相当悩んだ。とにかく種類が多い。通常は味の種類が3-4種類とそれぞれのトッピングメニューという場合が多いが、こちらは違った。チャーシュー増しメニューが3種類あるが、それ以外は味を変えている。リピーターのお客様が飽きないためにトッピングを変えるのではなく、種類を増やしたそうだ。だから一般的によくある“特製”メニューがない。またほとんどのメニューに味玉1/2が入っており、味玉ラーメンというのも無い。また「ちゃあしゅうめん」はたっぷりチャーシューが入って1040円。今どきの新店でこれだけチャーシューが入ってこの価格(1040円)はお得。さらに肉まみれの肉スペシャルは1300円で3種類のチャーシューがたっぷり。味噌と辛味噌が同じ890円でこの価格だけで5種類もある。そんなこんなでどの3種類にするか迷いに迷って、基本の「みやこ」と「神様の中華そば」、「特濃こってり」の3種類にした。

みやこらぁ~めん 890円
このお店の基本メニュー。京都の老舗ラーメンと言えば、「天下一品」「新福菜館」「第一旭」「ますたに」が思い浮かぶがそのどれとも違う。鶏白湯ベースに野菜をたっぷり使用したもの。表面に背脂を浮かしてあるのは少し“京都背脂”風でもある。なめらかな細麺はあまり東京では見かけない感じ。柔らかなバラチャーシュー、味玉1/2、九条青ネギもそつなく好印象。
餃子、唐揚げ、焼きめし、チャーシュー丼、たまごかけご飯などセットメニューが豊富でこのラーメンはセットで食べたくなる。

神様の中華そば 990円
信州の新ご当地ラーメン「王様中華そば」を彷彿とさせるメニュー。かなり甘めの醤油スープが後を引く。

特濃こってりらぁ~めん 990円
出てきた瞬間のパッと見、基本の「みやこ」と変わらないので間違えて出てきたのかと思ったがレンゲを入れてみるとまるで違った。ものすごいとろみ。そのとろみ感だけなら「天一」にも負けず劣らず。濃厚と言うより粘度が高くなった感じ。あんかけラーメン風。スープ多めのまぜそば風でもあり、なかなか面白い。こういう意表を突くラーメンが出てくると、「味噌はどうなんだろう?」と思ったり、「味噌」と「辛味噌」が同じ値段なのは、辛味噌が増える分、何が減るんだろう?と興味と謎が深まる。朱ラーメンも気になるし。「鶏しお」は「みやこ」の塩バージョンなのだろうか?とか。近くの方はぜひいろいろ食べていただきたい。

お店データ

京都熟成細麺 らぁ~めん京 ラーメンスクエア立川店

京都熟成細麺 らぁ~めん京 ラーメンスクエア立川店

東京都立川市柴崎町3-6-29 アレアレア2 3F 立川ラーメンスクエア内(立川南)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。