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2019年5月13日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府大阪市淀川区十三

しじみラーメン

2013年4月12日にオープンし、移転のため2018年10月に閉店する際は2時間待ちの大行列ができたこともある人気店。場所を少し変えて(同じ十三)、2018年12月22日に復活オープン。中休みがないのでこういう店は大変ありがたく、日曜の15時50分頃に行ってみた。こんなアイドルタイムなのに外待ち6人と相変わらずの人気。食べ終える頃でも10人くらいが待っていた。回転はあまり良くないので待っている人数から推測する時間よりは大目に見ておいた方が良い。

メニューは以前と同様。
しじみらーめん780
あさりらーめん880
はまぐりらーめん950
ただし、いずれも外税あと会計。なので外税分が値上がり、ということになる。
前回(移転前)ははまぐりだったので、今回はしじみ。
東京の「琥珀」(雑色)や大阪・本町の「田中の中華そば」でしじみベースのラーメンを食べているのでその比較も含めて。

ここで使用している水は「竹炭や麦飯石、更にはサンゴなどを入れた浄水器に水道水を通す事で最高の水を創り出します。」とのこと。丼に関して「器はあえて反り返った物を使用。らーめんでは決して食べやすいとは言えない、しかしこの反り返りが貝の香りを感じさせる役割をします。」

ビジュアルはこのグループ特有のレアチャーシューを丼の縁にかけるように盛り付けたもの。スープを小鍋にとって、しじみを加え、少々煮込んで茹で上げた麺にかけて出来上がり。この作り方は他でも真似られると思うのだが、なかなか似たようなところが出てこない。その分、貝出汁はずいぶん増えた。この店の影響もあると思う。都内よりも大阪の方が多いと思う。
スープの甘味もこのグループの特徴で後を引く。しじみも効いていてコハク酸満載のおいしいスープ。並んでも食べたいラーメン。

お店データ

くそオヤジ最後のひとふり

くそオヤジ最後のひとふり

大阪府大阪市淀川区十三本町1-2-23(十三)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。