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2019年5月12日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府大阪市西区本町

貝そば

2018年1月11日オープン。「塩元帥」や「人類みな麺類」で働いていた経験あり。「大切な人を連れて行きたくなるラーメン店」がコンセプト。カウンター6席のみで丁寧に作っているため、少々時間がかかる。6−7人待ちだったがラーメン提供までに約30分。
外観が不思議な作りで窓がなく、看板や暖簾もない。そこにラーメン店であることもわからない。私は地図と行列でわかった。どうやら『食べているところを人に見られたくない』といった女性客などの意見を聞き、外から見えないことで落ち着いて食べられる店にしようと思った」ということらしい。店内はゆっったりした空間で席も詰めるとあと2席くらい増やせそうだし、店内に待ち席も作れる空間がある。でも、あえてそうしないようだ。店内はオシャレなバーみたい。接客も良く、確かに「誰かに紹介したい、連れて行きたい」という店作り。
メニューは、「中華そば」800円と「貝そば」800円の2種類とトッピング。中華そばは徳島県産若鶏のスープを使用。貝そばはしじみスープ。以前はラーメン店といえば、醤油があって、次のメニューは塩、というパターンが多かったが、最近の関西では醤油味があって、次は貝出汁というのが目立っている。「燃えよ麺助」あたりからだろうか。
貝好きなので、貝そばを注文。コハク酸が効いたスープは実に私好みでおいしい。麺は「麺屋棣鄂」製の全粒粉入り、見た目よりも歯応えのあるもの。チャーシューはイタリアの豚肉「ドルチェ・ポルコ」の肩ロースを低温調理。
これはすぐに醤油も食べに来ねば、と思った。

お店データ

田中の中華そば

田中の中華そば

大阪府大阪市西区靫本町1-18-23(本町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。