1979年オープン。
お蕎麦屋さんのラーメンで忘れていた店。昔から宿題にしていたがなかなか行けずにようやく。いろんな駅から行ける、ということはいろんな駅から遠いということ。千駄ヶ谷駅徒歩8分 / 北参道駅徒歩8分 / 国立競技場駅徒歩8分 / 外苑前駅徒歩14分/原宿駅徒歩14分。私は原宿駅からバスを使った。12時10分着で外待ち5番目。
近くに将棋会館があり(徒歩3分)、藤井聡太八冠の人気と共にこの店も有名になっていった。将棋の対局があると長時間の対決時に外に出ることができず、食事は出前に頼ることになる。その都度、“勝負飯”が話題になるのだ。週刊ポストの2022年3月の記事によると、ここ「ほそ島や」で出前をしたときの勝率が、
昼食:13勝1敗(勝率0.929)
夕食:16勝1敗(勝率0.941)
とのこと(笑)。元々、勝負強い藤井八冠だが、この頃の勝率は8割強なので、「ほそ島や」で食事を取ったときの方がゲンがいい。棋聖戦の大一番で頼んだのは“カツカレー”で見事に勝利(笑)。
また、この店を好きなのは藤井八冠だけではない。近くに事務所があった、ミュージシャンの河村隆一もお気に入り。
『未来に残したい老舗グルメを食べ歩く企画「Tokyo食文化遺産」』の第一弾が、この店だった。メニューは、半カレーライス+中華そばのセット。私もそれにした。
中華そばは、鶏ガラベースの清湯薄口醤油味。自家製麺風の細麺がスープに馴染んでいい。出前も多いので伸びないように太麺を使いがちだが、スープを吸ってどんどんおいしくなっていく。具はチャーシュー、メンマ、なると、ほうれん草に刻みネギと中華そば王道のトッピング。油は少なめ。カレーは蕎麦屋のカレーをイメージするとドンピシャ。しかし量が多い。半カレーのハズなのに、標準のカレーが出てきたのかと思ったほど。ラーメン用のスープを使って作ったカレーのようだ。当然、相性が良く、カレーとラーメンを交互に食べ進み、カレーの後のラーメンを食べたときの味わいが奥深く、その相乗効果を味わった。
ちなみに河村隆一の企画、第4弾は「天雷軒」のラーメン。なんのことはない、LUNA SEAのドラマー、真矢がプロデュースするお店である。『未来に残したい老舗グルメ』なのに、老舗ではない身内プロデュースのラーメンを紹介していいのだろうか?(笑)
第7弾は、「兆徳」のチャーハンと続く。
長年の宿題が片付いて、少し肩の荷が下りた(笑)。まだまだ蕎麦屋のおいしいラーメン探しの旅は続く。
















