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2022年1月29日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県藤沢市片瀬江ノ島

磯塩バターラーメン

2020年7月27日オープン。2020年オープンで「貝だし」と付いているがこの時期に増えていった「貝出汁」のお店とは少し違い、「地鶏ラーメン研究会」の暖簾分け店。「地鶏ラーメン研究会」とは地鶏を使用した開業支援で卒業生は暖簾分け店と呼ばれている。
主な暖簾分け店は以下の通り。(数字はRDBポイント)
「福島 伊達屋本店」(福島市)90.8
「地鶏と金目鯛のラーメンたつ屋」(笠間市)84.8
「地鶏中華そば 祥秀」(伊勢崎市)88.2
「上州地鶏らーめん まるわ」(桐生市)86.2
「中華そば 阿波家」(栃木県)85.3
「上州地鶏ラーメン翔鶴」(前橋市)91.4
閉店したが知られたところだと「米屋」(館林市)「めんじゃらけ」(久喜市)など。
特に「伊達屋」と「米屋」は有名だと思う。

また「えのしま店」となっているが、現時点ではここだけで多店舗展開はしていない。
片瀬江ノ島駅から橋を渡ってすぐ、徒歩1分の好立地。
こんな時期なので観光客は少ないが、平日でも続々とお客さんが来ていた。家族連れも多かったし、会話を聞いていると近所の人にも人気のよう。

メニューは貝だし地鶏中華そば850円、チャーシュー麺1150円、塩バターラーメン960円、磯塩バターラーメン1050円、など。基本は塩(干ムール貝×地鶏)だがそれぞれ醤油(干し貝柱・牡蠣×地鶏)もある。

基本メニューにしようと思っていたが、店頭で磯塩バターラーメンを推している感じだったのでそれにしてみた。
スープには、干ムール貝、讃岐コーチン、宮崎地頭鶏、北海道新得地鶏、豚骨、日高昆布、鰺干、ドライトマトなどを使用。麺は厳選小麦に讃岐コーチンの卵を練り込み、低かん水、低加水のストレート麵。チャーシューは肩ロースをじっくり煮込んだ柔らかいもの。卵は白河黒鶏、シラスは名店「浜野水産」の取れたて釜揚げシラス、バターは北海道岩内町にある創業1905年の倉島乳業製。

「地鶏ラーメン研究会」のラーメンは実に私好みで昔から追っかけていた。特に福島の「伊達屋」、館林の「米屋」は好きだったので、大きく外すことはないと思っていたが実においしかった。貝と鶏を組合せた清湯は最近の私の好みだし、麺もいい。前記したようにそれぞれの具材も全国から選りすぐったものを使っているので焼きバラ海苔(この日は三陸産)やバター、しらすもおいしい。この感じだとサイドメニューのシラスバター丼もかなりおいしそう。
観光ついででも江ノ島に行く機会があれば、ぜひ寄ってみることをオススメしたい。
逆にせっかく江ノ島まで来たら周辺も回ってみてください。(私はラーメンのみでしたが(笑))

お店データ

貝だし地鶏中華そば あん藤 えのしま店

貝だし地鶏中華そば あん藤 えのしま店

神奈川県藤沢市片瀬海岸1-13-25(片瀬江ノ島)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。