1994年3月、新横浜ラーメン博物館は開業した。ラーメン好きとしては、どこのどんなお店が入るのか気になってしょうがなかった。詳細が発表され、その中の一つに「喜多方ラーメン」があって歓喜した。私は会津で生まれ、会津で育った。子供の頃からラーメンが好きで喜多方のラーメンも随分食べた。そんな子供の頃から食べていたラーメンが「札幌ラーメン」や「博多ラーメン」と同じようにラー博に出店するのだ。いつの頃からか、「日本三大ご当地ラーメン」として、「札幌」「博多」「喜多方」があげられるようになった。札幌ラーメンと博多ラーメンは断然人気があるし、知名度も高い。納得のトップ2だ。そんな中に「喜多方ラーメン」が含まれるのは、町興し的な活動が功を奏し、「ラーメンの町」として知られるようになったからだ。そしてラー博の開業時に「喜多方ラーメン」が入っていたことは「日本三大ご当地ラーメン」として定着させるために大きかったと思う。
「札幌」は味噌ラーメン、「博多」は豚骨ラーメン、そして「喜多方」は醤油ラーメンである。喜多方ラーメンは1920年代に誕生し、ご当地ラーメンとして今では100年近い歴史がある。そんな中から喜多方ラーメンの代表として選ばれたのは「大安食堂」だ。創業は1978年で創業者の遠藤進氏が41歳の時。今年86歳になるがまだ現役で店に出ているという。まさに「ラーメン界の鉄人」である。「大安食堂」のラーメンは喜多方ラーメンの特徴そのものである。スープは豚骨清湯に魚介出汁ブレンド。醤油は地元のもの。麺は熟成多加水手揉み麺。会津は水がおいしいので食べ物は全般的においしい。その水を使った麺とスープなので喜多方のラーメンはおいしいのだ。具は豚のバラ肉チャーシュー、ネギ、メンマ、なるととシンプル。シンプルイズベスト。これぞ喜多方ラーメン。そんな喜多方ラーメン「大安食堂」が27年ぶりにラー博復活!「あの銘店をもう一度”94年組”」として、出店期間は2023年10月27日(金)~2024年1月8日(月)の予定。写真は10/31にラー博で食べたときの物。
















