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2016年9月9日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区秋葉原

チャーシューメン

新潟・長岡生姜醤油が増えてきた。春日部の「オランダ亭」は出身でもなく、修業もしてないが大変おいしい長岡生姜醤油らーめんを提供。同じ沿線の五反野駅には「かみの屋」がオープン。店主が長岡出身らしく、長岡中華そばを提供。同じく長岡出身の「我武者羅」(幡ヶ谷)、その系列の「GINGER NOODLE SPOT 角栄」(代々木)でも長岡生姜醤油らーめんを提供。系列店だが味は店ごとに変えている。高円寺の「天王」でも生姜醤油ラーメンを出している。そしてメニューがよく変わるので最近はわからないが「一番いちばん」(町田)でも長岡生姜中華を出していた。
そして、首都圏本命の長岡生姜醤油はやはり本場長岡の人気店であり、老舗の「青島食堂」の秋葉原支店であろう。本店は取材に積極的なのに、こちらの支店は取材拒否。雑誌に載らないから意外と知らない人もいるのかもしれない。
平日の11時10分頃に到着してみると外待ち7人。店内に入るとさらに7人待ち、というかなりの人気ぶり。秋葉原と浅草橋の中間くらい、しかも人通りの少ないところにあるにも関わらず、この人気だから恐れ入る。今回は数回目なのでチャーシューメン850円を注文。回転はなかなかよい。とは言っても並んでから着席までに20分くらいかかった。
久しぶりの「青島食堂」だが、スープを一口飲んだだけで「うまい!」と思えるのは何だろう。シンプルだけどうまい。わかりやすくうまい。むしろこういうラーメンが少なくなってきた気がする。チャーシューもウマイ。チャーシューだけだとどうかと思うが、このラーメンにこのチャーシューは合う。スープも生姜が効いていい。後半、胡椒をかける。このラーメンには胡椒が合う。ブラック、ホワイト、缶の業務用の3種類置いてあるが個人的には缶の胡椒が一番好み。こだわりの工夫された一杯にも感動するが、こういう直球勝負の一杯にも大満足できる。この行列でこの回転だったら、儲かるだろうな〜と考えてしまうほどだった(笑)。

お店データ

青島食堂 秋葉原店

青島食堂 秋葉原店

東京都千代田区神田佐久間町3-20-1 大杉ビル1F(秋葉原)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。