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2021年12月27日の大崎裕史の今日の一杯

東京都板橋区大山

チャーシューワンタンメン

支那ソバ おさだ@大山(板橋区・東武東上線)

2021年12月20日オープン。初日に食べに行った分。
当初、山梨あたりで物件を探していたが紆余曲折あり、板橋区でオープン。
店名に「支那ソバ(←カタカナ)」が入っているのは、「支那ソバ かづ屋」(目黒)「支那ソバ 小むろ」(行徳)「支那ソバ 玉龍」(昭島)「支那ソバ すずき」(桜ヶ丘:大和市)など。全店「かづ屋」出身。そしてこちらももちろん目黒の行列人気店「支那ソバ かづ屋」で10年修業した方が約1年の店舗探しの末に、ようやくオープン。しかも店内に製麺機を導入し、自家製麺での提供。

新店なのに店舗のビルが外装工事のため足場が組まれていて、新店らしくないのがかわいそう。
蕎麦屋の居抜きで新店だが、やや前店の名残が残っている。厨房内に店主と女性、ホールに男性一人。

主なメニューは、
ワンタンメン 950円
チャーシューワンタンメン 1200円
担々メン 950円
ワンタン担々メン 1100円
支那ソバ 800円
チャーシューメン 1050円
つけソバ 850円
ワンタンつけソバ 950円
チャーシューつけソバ 1000円
チャーシューワンタンつけソバ 1100円

ルーロー飯 300円
ごはん 200円
ごはん(小)100円

この系統だとだいたい「チャーシューワンタンメン」を頼むことにしているがこの日はランプ点灯で売り切れ。13時ちょっと前だったので意外だったのと残念だったのでつい「えぇ〜っ」と声に出てしまった。すると肩ロースだけならできますが、とのことでお願いした。

カウンター5席、4人卓x2だったが、カウンターが埋まっていたのでテーブル席に。
待っても良かったのだがお店の人の指示通りにした。たまに待ちができる満席保持状態。
卓上には「かづ屋」にもある揚げネギがある。

具、スープは概ね修業先と同様。麺は自家製麺だが、かなり寄せている感じ。かなり「かづ屋」似でおいしい。卒業生といっても修業先と同じにするとは限らないが、まずは同様でのスタート。しっかりおいしい。

肩ロースチャーシューの脂ののりが良く、おぉ〜と声が出るほどだったが、全部肩ロースだと後半脂がややきつくなる。もも肉と半々くらいにしているのはそのためであろう。ワンタンは肉餡たっぷりでこちらも美味。

麺とワンタンはもちろん平ザルあげ。
爺分過ぎるほど「かづ屋」のDNAを受け継いでおり、おそらく少しずつ個性が出てくると思うので定期的に食べに来てみたい。

※写真は提供時、海苔は上にのせられて出てくるがチャーシューを見せたいために場所を変えて撮った物。ネット時代なので縁でも良いと思うのだがこのグループや「多賀野」は上にのせてくる。そんなこだわりも面白い。

■かづ屋(目黒:1989年)の系譜
 支那そば 英屋(多摩川:1997年→閉店)
 麺屋 はやしまる(高円寺:2004年)
 支那そば なかじま(高崎:2008年)
 松波ラーメン店(松陰神社:2009年)
 荏原町 しなてつ(荏原町:2010年)
 らーめん 穀雨(渋谷:2012年)※
 支那そば てるぼうず(三田:2012年→閉店)
 支那ソバ すずき(大和:2013年)
 かづ屋(昭島:2013年)※支店ではなく、出身者が勝手に店名を使用
 支那ソバ 小むろ(行徳:2014年)
 中華そば 薫風(梶が谷:2014年)
 支那そば かでかる(与那原:2015年)
 支那そば 燈灯亭(上町:2016年)
 麺屋悠(大久保:2016年)
 支那ソバ 玉龍(昭島:2016年:昭島かづ屋の跡地)
 自家製麺 くろ松(高崎:2016年)※かづ屋のあと他でも修業し、違う味で独立
 HACHI(会津若松:2019年)※
※支店だった六本木、五反田、武蔵小山は閉店

お店データ

支那ソバ おさだ

支那ソバ おさだ

東京都板橋区大山金井町38-1(大山)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。