コメント
ぶるぢっちゃんのウワサの町中華さん、こんばんは。
おやぁ。もしかしてニアミスしてましたかね。
>うんちくは語られるはずもない。
ですね。最近は意識高い系のラーメンに疲れてきているので、こういうラーメンっていいなあと。
新鮮さや驚きのある一杯を否定するわけではないですが、こういうラーメンも楽しめるのほうが
たぶん幸せなんだよなあ、と最近は思っています。
ぬこ@横浜 | 2017年3月12日 20:00みそのサンマーでしたか。てっきり秋刀魚節と勘違いです。
それにしても、半チャンで600円とは驚き。商売気というより、地域貢献すら覚えます。
だから野菜ボリュームは仕方ないとして(笑)。
早くラーメンを突き抜けて達観したいです。
そしたら、こういうのに入り浸ってみたい・・・。
とまそん@ラーメン食べて詠います | 2017年3月12日 21:21毎度です~
味噌サンマーメン❗
そりゃ食べたことないですわ。
初めて食べた袋麺は、昭和40年代初頭の
○ッポロ一番味噌ラーメンでした。
旨かったなあ。
としくん | 2017年3月12日 21:33こんばんは。
サンマー麺、未だに食べたこと無いです~
神奈川サンマーメンの会ならハズレなしですか、憶えときます。
kamepi- | 2017年3月12日 23:12600円っていうのが素敵です!
YMK | 2017年3月13日 08:54
ぶるぢっちゃんのウワサの町中華
atom
めろざぇもん
麺々公平







秋刀魚、ではない。みそ味の生碼麺。一口啜ったっその瞬間に、全身を、郷愁の風が吹き抜ける。実にまあ平板な味噌のスープ。出汁だって、ガラとか、少しの煮干しや香味野菜とかで、単純な味である。間違っても「大山鶏の丸鶏とガラを数時間炊き込んで、九十九里産カタクチ鰯と、愛媛産飛魚、それに十数種の香味野菜・・・」とか、「○年寝かした●●味噌をベースに数種類の味噌をブレンド」などどいううんちくは語られるはずもない。
こういう店の味は、最近オープンしたラーメン店には絶対出せない。それは間違いないことを確信しているし、もし、そんな店があるのなら教えていただきたい。
たとえば、昭和三十年代に、初めてインスタントの袋めんで発売された味噌ラーメンであるとか、それほどメジャーではないがそこそこ知れているメーカーの「懐かしの味噌」カップめんであるとか、まあ、そんな風味なんである。
おそらくは齢五十位を境に、それを旨いと感じるか、そう感じないか、分かれるのではないか。昭和に生まれ、昭和で育ち、昭和をそのままに持ち越す店。そんな店にしか、絶対出せない味、というものだ。無論、そうした店に、今風の、精緻を凝らした幾重にも重なる複雑なテイストであるとか、河豚や鯛、蛤、あるいは比内地鶏とか名古屋コーチンなどという、昭和の時代には考えられないような素材を使うラーメンは、間違いなく食べることはできないが。
そう、都内で言えば、東十条の 玉屋 であるとか、雑司ケ谷の ターキー とか、ちょっとノスラーに詳しい人や地元の人しか知らないような、そんな店のように。
どちらが旨い、というのではなく、その時代に合わせて進化・深化して誕生する店もあれば、遠い時代にとどまった店もある。それは個性と呼ぶべきものでもなく、その時に生きる人々が、その時代に喰って旨いと思う店。だから旨い店は、どんな時代の味であっても、そこで喰う人間には、旨いのだ。
二月。吉田茂首相が衆院予算委員会で「バカヤロー」と発言、衆院は解散した。六月。大相撲が初めてテレビ中継された。大晦日。紅白歌合戦は、この年以降に大晦日に固定された。昭和二十八年。この店が開業した年。ボクがこの世に生を受けるのは、まだ、先の話。
土曜日の昼下がり。例によって今日もまた休日出勤である。まあ、平日に代休は確実に取得できるから文句は、ない。
RDBで調べて、この店が「神奈川サンマーメンの会」の会員であることを知った。その会のすべての店で食ったわけでは無論ないが、外れはない、というのがボクの感想。この界隈の店ではあらかた喰ってしまったわけで、それぢゃあ行ってみるか、と。
なんと、満席。すぐに入れたが、一時外待ち発生。なんということか。商店街から僅かに横に入った、さして大きい店ではない。定食類なぞもなく、客の半数以上は「半チャンラーメン」600円也で腹を膨らます。「半チャンサンマー麺」だって700円だ。味がそこそこなら、そりゃ人気も出るだろう。
二代目なのであろうか、年配のご主人とその奥様、娘さん、とおぼしきスタッフ三人。麺担当は御主人で、チャーハンは奥様、その他配膳や会計、注文聞きは娘さん、そんな分担のようで、作業に淀みは、ない。だから、速い。無論、チャーハンは作り置きなんて興ざめのシロモノではない。
みそサンマ。まあ、生碼麺みそ味、なんであるが、ともかく懐かしい味噌ラーメンという以外に、貧弱なボクの語彙では言葉が無い。
麺なんかは、これぞ昭和の麺であって、むちゃくちゃ緩い。軟いのではなく、緩い。むにゅむにゅ・・・そんな食感は胃に舌に優しく感じる。
モヤシメインで玉ねぎ、豚肉などを餡で絡ませる。うーん、これは昭和三十年代生まれのオヤジの心を鷲掴みなのである。
惜しむらくは、野菜量があまり多くない。というよりは、少なくて、日頃の野菜不足解消にはほど遠い。百円くらい多く払っても野菜マシにしたいと思う。
しかし。旨い。こういう店は、これでいい。これがいい。いや、こうでないとイカンと思う。だからこその創業六十年超、それ故の人気店。ああ、食べている間、心はずっと、あの頃のまま。満たされ、ほっとし、温かい。ごちそうさまでした。
断酒生活はまだ続く。酒が飲めないなら、飲めないからこそ、旨い一杯を。これから向かう彼の地には、どんな一杯がボクを満たしてくれるだろうか。
・・・というわけで、ちょっと感動したので順番入れ替えレビューデス。そして、ボクは彼の地に向かう。
え? 何処かって? 明日になればわかるヨネ~