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コメント
塩ニボたいわんぶるじっちゃん~さん。こんばんわ。
まさか鮑(貝)とは…
貴重な情報です。
謎が絞れるどころか拡がる一方ですね~
賄い食と言われているサンマーメンより、具を豪華にして分ける(辨)?
という仮説……う~んワカンナイ?
そーいえば榮濱樓のバンメンに、アサリが入ってたっけ。
いたのーじ | 2017年5月23日 20:11バンメンには貝が入るんですか。
鮑のかわりにトコブシでも入れたらいいのに ^_^
NORTH | 2017年5月23日 21:04こんばんはぁ~
これは貴重な情報ですね。確かに謎が深まったかも。
小田原にこんなお店があったんですね。
行きたくなるじゃないですか(笑)
mocopapa | 2017年5月23日 21:33ん~~ん
ここで飲みたい!!!
mocopapa | 2017年5月23日 21:35毎度です~
今日もショートエッセイ、楽しく読みました^^
貝は入らないけど、具に工夫した弁麺ですか。。。
五目とは違うんでしょうね~
としくん | 2017年5月23日 23:01いやぁ~撮影日が5月23日とは
奇遇ですね。
震災もこのエリアで迎えました(-_-;)
このエリアのクライアントも豊洲へ移転したため
商用で行く機会が無いのですが、いつかここで喰らいたいですね!
しかし、、10周年あっという間でした
YMK | 2017年5月24日 07:51こんにちは。
外観、店内、メニュー写真も含め、
ぶるさんワールドを、
楽しませていただきました。
おゆ | 2017年5月24日 10:44辨麺ツアー、
コアなところに入ってきましたねw
まだまだ文化遺産が日本にはあるのでしょう。
大正なのに自動ドアなのはご愛敬?
GT猫(ひっそり活動中...) | 2017年5月24日 12:59
ぶるぢっちゃんのウワサの町中華
かっくんmymycoffee

ネギ







辨麺(バンメン)が「広東麺」に似ているということは何度か書いたが、辨麺と広東麺、両方ある店も結構ある。此方も、そう。
広東麺 七五〇円 也。
弁麺 八五〇円 也。
平日の、まだ十一時三十分にもなってない。客は、ボクのほかに、夫婦らしき方、一組。これはいい機会だ。
オカミサンに聞いてみた。「広東麺と弁麺って、何が違うのですか?」
「お客さんに最初に話しておこうと思ったの。弁麺はね、貝が入るのよ。鮑とか。だけど、高くなったでしょう。店を始めた頃は、入れていたの。だからお客さんには、貝はありませんって、話しておこうと思ったのね」。
「え? では、広東麺は貝がないってこと?」
「そうなの。今は弁麺にもないんだけど、具に工夫してね。結構、好きな人がいるのよ、バンメン」。
「店を始めた頃って、いつくらいですか?」
「もう、六十七年になるのよね」。ということは、昭和二十五年創業、か・・・
此処を登録したのYMKさんである。外観写真の投稿日、なんと二〇一一年五月二十三日。 え? 今日だよ、ソレ。六年前の今日。彼とは、RDBレヴューが僅か六日違い。互いにもうすぐ十周年だ。
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前夜宿泊したホテルは平塚駅そのそば。そこから、のんびりと小田原駅に向かう。東海道線は人身事故で遅れているとアナウンスがあるが、なんの、今日は急ぐことはない。
電車に乗って、池井戸 潤か、堂場 瞬一にするか迷うが、堂場の警察小説を手に取る。どちらも好きな作家だ。しかし、シアワセだ。なんという、自由なときだ。時間なんか気にするものか。シゴトなんか、未来永劫したくない。ゴミ箱に捨ててやる・・・という訳にはいかないが。
小田原駅の地下街の店を冷やかして、十一時ちょうどに店の前。
今まで、ノス系の店も随分行った。しかし、この店は・・・・
もう外観が、ボクを拒否してる。創業以来、一度も外観は触っていないんだろう。後で知るが、70年近くもこのままなのか。意を決して、扉を開けて・・・いや、自動ドアだった。
店内も、そりゃあもう、ビックリだ。思わず、いたのーじさんに「凄い店だね」なんてコメント送る。
この店のことを、「昭和」などと表現するネット情報が多いが。正直、それは甘いな。。ボクの感覚では「大正」ぢゃあないか。だって、こんなん、みたことないぜ。二階へつながる階段だ。まるで映画のセットだな。ただし、店内一部は雑然としてるが。
http://photozou.jp/photo/show/1868636/248023241
小田原駅から数分、駅前通りにこんな店が残っているとは驚きだ。
オカミサンらしき方に「バンメンください」と言うと、怪訝な顔をされた。あまり注文ないんだろうか。もう一度、大きな声で「バンメン、ね」と言うと、何か話したいような・・・これが先ほどの「貝はありません」ってことにつながる。
頂いた一杯。ほとんど餡がない。これまで喰った「バンメン」の中では最も弱い。というか、餡はないんぢゃあないか? と感じるくらい。
ホントだ、生姜がかおる。いたのーじさんも書いていた。これはイイ。だけど、全体に薄味だが。ラー油や胡椒の出番、ということだ。
麺はよくある「中華麺」ではなく、黄色がかったカタメ。これもなかなかイイではないか。
チャーシュー、短冊状で乗っている。他に豚コマもあるぞ。鶉卵、海老二つ、烏賊、さらに白菜、人参、木耳などで具沢山。
数あるメニューの中からバンメンを選択したのは正しいのか? 日栄定食、中華定食・・・お得なメニューもあるのだし。いやいや、今日はコレを喰いに来た。味はまあ、二の次で。
「お客さん、お待たせして悪いわね」。オカミサンが話しかけてきた。「コレ食べに、東京から来たのです」。そして、先ほどの会話へとつながる。
「東京からのお客さんが多いのよ。有難いですよ」。
貼り紙がある。「登録商標 餃子」。ネットで少しだけ話題になっていた。これも聞いてみた。聞き間違いではないと思うが。
「うちの、テン餃子はね、登録商標よ。母親がね、作ったの」。テン、と聞こえた。まあ、棒餃子というか、揚げ春巻きというか、そのような餃子。
オカミサン、二代目だったのか。そりゃそうか。創業年からして、九十歳を越えていることになる。流石にそこまでご高齢には見えない。七十歳代後半だろうか。
中華文化遺産。小田原市は登録しないのだろうか。
まあ、しないな。
だけど。この店も、ずっといつまでも。ただし、ちょっとリニューアルはして欲しいけど。
「オカミサン、お元気でね。体調、しっかりね」。「ありがとうね。また機会があったら来てくださいネ」。そんな会話を後にして外に出る。
今日も快晴。陽ざしが痛い。まだ、五月だというのに。
今年の夏は、いつもより、きっと、暑いんだろうな。