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コメント
こんにちは
そろそろ全粒粉麺の禁断症状が・・・。
>好みの振り幅というものは、小さいよりも大きい方が食生活をエンジョイできますからね
全く持って同感です!こちらの麺は
「蕎麦みたい。あははは」
で済ませるには、あまりにもったいないですよね〜。
uraWAのわ! | 2008年9月5日 20:23わ(wa!)さん
コメントと投票(ですよね?)ありがとうございます。
またいつでも京都にお戻り下さいね。
高倉二条が、すがりがあなたを待っています(笑)
poly-hetero | 2008年9月5日 23:22
poly-hetero
Ra麺@答えくん
なんばさん


MAKEJI(味薄めで)





開店後すぐに入店し、券売機にて「もつつけめん」の食券を購入…と言いたいところですが、実際はそうではありません。どういうわけか、この券売機には「もつつけめん」の食券がないからです。券売機に貼られた貼り紙にも案内がなされていますが、「もつつけめん」は、「もつそば」と「麺大盛り」の2つの食券を購入すれば注文できます。
店内は木が美しくあしらわれた「京洋折衷」調。
明るさを落とされた照明光がまだ新しいテーブルや床の木目(もくめ)をシックに照らし出します。
BGMで流れるジャズミュージックは「高倉二条」や「ろおじ」よりも空間と溶け合うよう。
この凝らされた装いは、高倉二条系列の麺類と同じく一般的なラーメン屋とは趣を異にします。
それ故、高倉二条系列の麺類で大別される評価である「美味い」「蕎麦みたい(だから好きじゃない)」
の両方を助長させることになり得るでしょう。
そんなことを考えるともなく考えているうちに、もつつけめんが到着。
麺。
あの自家製全粒紛麺であり、「蕎麦みたい」との批判などどこ吹く風といわんばかりの堂々とした存在感。
この麺が好きなものには、たまらない旨みを有します。
つけ汁。
高倉二条系やろおじと同じ濃厚な豚骨魚介です。
しかしこの2店とは異なり、あるいはもつそばと同じで、もつを漬け込んでいるタレ及び
バーナーで炙られたもつ自体の味が豚骨と共に動物系の存在感を強めて…、いない。
ん?どちらかといえば動物系と魚介系のバランスが比較的良いときのろおじのつけ汁に近い味です。
高倉二条系列の店に週に何度も通うようなコアなファンなら違うのでしょうが、
僕はこのつけ汁のテイストからはもつの存在をさほど感じとれませんでした。
どういうことでしょうか。
想像するに、おそらくこれはスープとつけ汁の質の違いが主因なのでしょう。
言うまでもなく、一般的につけ汁におけるタレの割合はラーメンのスープに比して高く、
それはこのもつつけそばにおいても同様。
つまり「濃い」わけですから、もつそばと同量のもつでは好影響を及ぼしにくいということなのでしょう。
何にしても、もつそばのスープには「具が違うだけ」とは言えない美味さがあるのに対し、
このつけ汁はそう言い切っても良いかもしれません。
具。
もつそばとほぼ同じで、もつやキャベツ、青葱に白髪葱、糸唐辛子、ニンニクの芽など。
もつつけめん。
高倉二条系列のつけ麺が好きな僕には美味い一品でした。
しかしその一方で、チャーシューではなく敢えてもつが使われる意味を考えると、
もつそばには劣るのかもしれません。
しかし現時点でオープン後ひと月にもならない店ですし、今後修正してくる可能性も大いにあります。
そして「もつ増量」にすれば、また違ってくるかもしれません。
今後何度も行く店となるでしょうし、いずれ試してみる所存です。
ところで同行者を伴った意図ですが、それは特にラーメンが好きでも嫌いでもなく、
もちろん高倉二条にも行ったことがない人が、「蕎麦っぽい」との情報が無くもつそばを食すと
どういう反応を示すのかを知ることにあります。
もつそばは、麺こそあの自家製全粒紛麺。
しかしスープに動物系の存在感が強い分だけ比較的「蕎麦っぽい」との印象(抵抗)もなく、
高倉二条やろおじよりも幅広い層に受け入れられるではないかと推測し、実際にそれを試してみたわけです。
いわば「モニタリングごっこ」ですね。
そして結果は、2人とも一様に「蕎麦っぽい」との感想を漏らしました。
我々の後に店から出てきた3人組の男性客の内の2人もまた、彼ら同士の会話の中で
同様のことを口にしていました。
もしかすると、僕が予想していた程には幅広く受け入れられない可能性もありますね。
もちろん本当に厳密で妥当性のあるモニタリングをするためには、対象者を増やし、
彼らの性別・年齢・食経験及び食生活を踏まえた上で調査せねばなりません(多分)。
ですから僕がやったことなど所詮は「ごっこ」に過ぎず、どんな結論も導き出せません。
ただし同じ日に4人の若い男性が「蕎麦っぽい」との感想を述べたことは注目に値します。
僕の同行者2人は、
・ヘルシーともグルメとも縁遠い食生活を送っている若い男性
・オーソドックス及びガッツリ系のラーメンしか食した経験がない
で共通しており、別グループの2人も後者に関しては僕の同行者と同じだからです
(店内で聞こえてきた彼らの会話から判断)。
これを読まれている方もおそらく彼らと共通する若い男性は少なくないでしょうから、
少しは参考になるのではないでしょうか。
では高倉二条系列の麺類を味わうためにはどうすれば良いでしょう。
簡単です。
・「これはラーメンである/ラーメンでない」という知らぬ間に自らを限定している呪縛を捨てる
・その代わりに「一料理として好きかどうか」というもう少し幅広い判断基準を持つ
これだけです。
好みの振り幅というものは、小さいよりも大きい方が食生活をエンジョイできますからね。