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「つけ麺(塩味)」@ラーメン食堂 粋な一生の写真 少し前になりますが、オリンピックも最高潮の頃(15日)、職場の同僚はみなイソイソと定時退社。お盆ゆえ、ラーメン屋も休業が多いでしょうし……食いっぱぐれがなさそうな街、秋葉原へ。
 まず、つけ麺が気になる某店へ行きますが、予想通り夏期休業で「1ストライク」、永年の宿題店へ移動するも「2ストライク」。フラフラと昭和通りを北上し、通りをのぞくと「粋な一生」の看板がチカチカ。どうやら三振は免れたようですな。
 暖簾をくぐると、先客2名とさすがに閑散。券売機は入口右手、頭の中には「つけ麺」の文字しかありませんでしたので、「つけ麺(塩味)」(750円)をポチッとな。カウンターから、厨房を眺めておりましたが……ゆで上がった麺をつまんで、ご主人首をひねっています。結局、麺を捨ててもう一回ゆで直し、その関係でやや時間がかかり、丼は約8分で到着。「お待たせしたお詫びに」ということで、つけ汁には味玉が浮かんでいます。
 では、つけ汁を一口……豚・鶏のスッキリした動物系清湯と、まろやかに仕上げた魚介出汁がきれいに馴染み、両者のシナジーがもたらす、非常にふくよかな「旨み」。これほどの旨みは、なかなか他では味わえません。つけ汁ゆえ塩加減は強めですが、この「旨み」でさらに塩が強調されて、やや塩カドを感じるレベル。
 麺は中太縮れ、加水率少し高めで短めにカットされたもの。そのまま一口いただきますと、優しい歯応えに透明感のある甘み、他のメニューと同じ麺のようです。汁に絡みやすいよう少し丸めて麺をつまみ、つけ汁につけてズバァ〜〜ッといきますと……塩味と旨みが麺の甘みを引き立てる、極めてシンプルな味わい。サッパリとして悪くありませんが、もう少し動物系・魚介系のコクが感じられたらと、ちょっと残念。
 具材は、チャーシュー、メンマ、青菜に刻み海苔。バラロール・チャーシューは、脂身が多いわりに味付けがシッカリしており、なかなか美味。ただしこの脂身、つけ汁につければトロトロにできそうですが、サラリとした塩味を傷つけそうだし、そのまま食すと、凝固した脂身の味わいがちょいとモタつき気味で、つけ麺では扱いに困りますな。メンマは少しゴマ油を効かせた香ばしい風味。特筆は海苔で、つけ汁の旨みを間欠的に強調し、よいアクセントになっています。
 口の中で無限に広がっていくような、透明感溢れる旨みが印象的な塩スープ。しかし、あまりに旨みが際立ちすぎて、塩の効かせ方は相当な難題。麺も加水率のせいで、ゆで方を少しミスると、すぐベッチャッとなりそうな雰囲気。つけ麺に使うには、あまりにナーバスな素材たちですが……食後、「お待たせしてすみませんでした」、深々と頭を下げられるご主人、そのひたむきな姿勢が、こういうセンシティブな一品を生むんでしょうな。ご主人、つけ麺用に少し素材を変えてみるとか、もう少し「肩の力」を抜いてもいいような、そんな気がします。これからも、期待してまっせ。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 3件

コメント

どもです。
追い込まれてからのポテンヒットのような感じですかね(汗)。
塩のつけ麺と言うのはあまり経験が無いのですが、作り手からしたら非常に難しいメニューだと思います。
ちょっとバランスを崩すと全く違っちゃうような気がしますので・・・。

喜左ェ門さんの喜左エ門ラーメン、ちょっと衝撃を受けました。
あご出しがあそこまで美味いとは・・・。
津田沼方面に来る機会がありましたら、久々にご一緒したいですね!

エイチジー | 2008年9月6日 10:18