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コメント
どもです。
高山のラーメンはいまいちのようでしたが
此方が本命だったのですね!
其れも、たいそう満足のようで終わりよければ
全て良し(^^)
ってか、まだ食べたりして(笑)
ラーするガッチャマン(通院中) | 2018年3月20日 18:32店名からJ系?って思っちゃいましたが (笑)
それとは正反対の中華そば?(笑)ですね。
チャーシューが乗ってなかったら蕎麦に見えるでしょうね。
岐阜一人旅いいなぁ〜〜
NORTH | 2018年3月20日 18:48こんばんは~
油浮きもほぼ無くまさにお蕎麦のようですね✨
そして400円とは奇跡ですね!
ブックしたのでいつか必ず行ってみます♪
銀あんどプー | 2018年3月20日 19:07こんばんわ~
ホンと、蕎麦ですよね~
以前GW中に行って、凄く待たされたんで、良い印象がなかったのですが、早く行くと店内で腰掛け待ち出来るなんて知らんかったです~
ワンタン食いに再訪確定です。
いたのーじ | 2018年3月20日 20:15こんばんは。
此方に行かれましたか。既報を読んで、
ユニークな屋号とギャップのある標題で、
印象に残っているお店です。
機会があれば、ですが、なかなか…。
おゆ | 2018年3月20日 22:16ぶるぢっちゃんのウワサの町中華さん、こんにちは。
蕎麦っぽいラーメン、結構好きです。
藤枝の朝ラーメンっぽい感じなんでしょうかね~
こちら、値段が安いのも魅力的です。
ぬこ@横浜 | 2018年3月21日 07:05こんにちは。
岐阜にこんな店があったんですね。
名古屋に居たころに知ってたら行ってたのにな~
麺はうどんみたいですね。
kamepi- | 2018年3月21日 07:17こんにちは(*^^*)
とぼけた店名と旨さのギャップが良いですな~
内田康夫オマージュのプロローグに始まり、
今回も素敵な情景詩です。
としくん | 2018年3月21日 09:57ご当地ならではな一杯の様ですね。
こんなトラディッショナルなラーメン
魅力的です(^^♪
YMK | 2018年3月22日 08:23価格もさることながら、
蕎麦感がたまらなく素敵!
早く引退して、ご当地ラーメンめぐりをやるのが夢ですが、
・・・・きっと働きつづけてるんだろな・・・・私の後半人生。
とまそん@ラーメン食べて詠います | 2018年3月26日 16:25こんばんは~。
浅草の来々軒の系譜だったんですか。
知らないで頂いていましたw
イイカンジのお店ですよね。
また行きたいです。
プリティ | 2018年4月8日 23:05こんばんは
昔ながらの中華そばと言うか、昔ながら過ぎる中華そばですかね。
海底の奥底で生き延びてきたシーラカンス的な。
これからも愛され長く守り続けて欲しいですね。
あらチャン(おにぎり兄) | 2022年4月5日 03:05
ぶるぢっちゃんのウワサの町中華
maroto
Ramen of joytoy
りるは
Chris MacArthur
HASH-ROYAL





常緑樹を纏った低層の山々を埋める一面の煙(けぶ)。というか霧。いや、違う。垂れ込めた、低い雲。風に乗って姿を瞬時に変えていく。
飛騨高山駅午前8時発の特急「ひだ3号」の車窓から見える景色は、多少幻想的でもある。僅か一泊とはいえ、高山に来て楽しかった。尾道に行ったときもそうだった。ラーメンはイマイチだったけれど、街並みはとてもステキだった。帰るのは嫌だが、仕方ない。発車間際の上り列車に飛び込んだ。目指すのは名古屋だが、途中下車して、今回の本命の店へと向かう。
『浅草の来々軒の系譜』
『初代店主が太っていた故の屋号』
『ラーメンと思うな、日本蕎麦を喰うと思え』
『開店定刻前から満席になる』
・・・そんな逸話を持つこの店は、特急「ひだ号」を降り、岐阜駅で途中下車する価値はきっとある。
初めて降り立つ岐阜駅。駅前の道路は広く、車も多いが道行く人はまばら。商店もほとんどない。これが県庁所在地(県庁はJRだと西岐阜駅が最寄り駅だが)か、と思うほど。
十分ほど歩くと「高島屋」が見えて来た。こんなに駅から離れているのか。デパートの凋落が言われて久しい。この店はどうなるのだろうか。
左に折れる。霧雨にもならない雨を除けようとして傘をさしていた。軒先に入って傘を畳む。平日の十時四十五分、店の中の灯はまだ灯されていないが、覗くと客席に数人が座っている。あれ? と思ったが、暖簾も出ていない店には入れない。
「もう暫くで店を開けますから、良かったら中でお待ちください」。不意に店の中から年配の方が出て来て、こう仰る。ならば入ろう。
やはり客席には五人ほどが既においでだ。しかも、あとからどんどん入って来る。馴染みの客だろう。照明はついたがの暖簾も出ていない店に勝手に入れるのか。開店定刻五分前には二十ほどの席が埋まる。暖簾が出た定刻二分前にはさらに増える。「開店定刻前に満席になる」理由はこういうことか。十一時五分には全ての席が埋まり、中待ち客も出た。
大正時代の創業とはいえ、建て替えはされているようだし、綺麗に片付けられているから、そんな老舗とは思えない。
常連が多いのだろうが、半数以上はボクより明らかに年上の高齢者だ。驚いた。「そば」「わんたん」、次々と注文が入る。六人ほどのスタッフはフル回転。
小さい丼に、決壊寸前まで入れられたスープ・・・出て来た一杯は、なるほど、「ラーメンと思うな、日本蕎麦を喰うと思え」は納得。今までも日本蕎麦チックなラーメンは何度か喰ったが、此処は皆さんが書かれているように「日本蕎麦若しくは温かい冷や麦」だ。
が。イイ。この麺、凄くイイ。柔くて、ツルツルで、ズズッツと啜る蕎麦、いや、ラーメン。当然、つゆ、いや、スープは、やっぱり「そばつゆ」である。鰹節メインで醤油の立った甘味のある、つゆ。
蒲鉾が鮮やかに彩る。緑のネギも綺麗だ。ネギ増し(薬味増し)も可能だということを忘れていた。
チャーシューは煮豚。薄味。コレ、合鴨肉にしたら、まんま「鴨南蛮」に変わるだろう。こういう味で、値段なら、年配客が常食としても違和感はない。と言うより、週に二・三度は店の暖簾をくぐりたくなるのも頷ける。
店の奥に掲げられる「中華蕎麦 大正六年創業」の看板。まさに「中華的」な「日本蕎麦」が此処にある。というか、百年以上もの間、ずっとこの味を出しているのかと思うと、そしてこれが四百円というのは、もう奇跡のレベルだ。一言で言えば、「進化した化石」ラーメン。良いものをいただいた。ご馳走さま。
店の外に出る。スーツケースを転がし、バックパックが背中のボクは誰が見てもトラベラー。
「遠くからおいでになったの」。ほんの少し先に店を出た年配の女性に話し掛けられた。自転車でおいでになったようだ。
「ええ、東京からです」
「わざわざいらしたの?」
「いやまあ・・・」、そうですとは言えない。「高山まで行って、それで此処に来ました」
「あらまあ、わざわざ・・・」
「凄いですね、此処のラーメンというか、お蕎麦。四百円ですものね」
「私は岐阜の人間ですが、名古屋のお友達が言うんです。名古屋中探しても、こんなお味で、こんなにお安いお店はないって。昔ながらの中華そばですよ」。
いや、これは昔ながらの、というのとはチト違うが。その言葉を呑み込んで。
「いや。この味は、東京中どころか日本中探しても、此処だけの一杯だと思います」。
「ありがとうね。お気を付けて」。
「お母さんも、自転車、注意してくださいね」。
・・・少し吹いた風はすでに春。雨も上がっていた。