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「【半熟味玉】中華そば ¥880」@手もみ中華そば 麦の花の写真平日 晴天 21:00 待ちなし 先客1名 後客3名

今夜は荒木町でしっぽりとおじさん相手に酒を酌み交わしたあとにリニューアルされたこちらへ足を運ぶ。荒木町界隈ではこちらの系列店が勢力図を拡げている。それを確かめるべく酔っ払いのちょっと手前のおじさん二人が千鳥足にて店を探し彷徨う。

荒木町の呑み屋街を抜けるとコンパクトな店を見つけた。扉はすべて開けっ放しになっていてエアコンも稼働してないようだ。環境は最悪だがせっかくなので引き返すことは出来ず券売機の前へ。メニューは絞られているようで迷うことなく味玉入りを発券する。好きな席に座れるので左端のカウンターに座ったが真上に小さな換気扇があり、そこへ向けて厨房の熱気が流れ込んできて異常な暑さだ。たまらず席を移動したが全く変わらなかった。どの席も過酷だ。

目の前では私のラーメンが作られているようで自家製ではない平打ち麺を角バットの上で手揉みしてるように見えるが力は入ってるようには見えずパフォーマンス的な要素なのかと。スープは小鍋で沸かされているが二度も吹きこぼれて煮詰まっていそうで心配。

程なくしてラーメンが到着した。双喜模様に龍のあしらわれた昔ながらの小さめの丼に盛られた姿からは懐かしさが溢れる。目一杯に張られたスープが昭和の食堂を思い出させる。これならおばちゃんの親指がスープに入っていても仕方ないと思えるスープ量だ。

憂いを感じながら半濁のスープをひとくち。まずは多量の香味油が口の中に膜を張る。甘みを帯びた油だが酸化した香りがして気になる。スープ自体は沸かし過ぎかと思ったが塩分も少なく予想していた味のパンチ力は控えめ。優しいと思われたスープだったが即座に豹変する。コショウも振りかけていないのにピリピリと舌を刺す刺激を感じた。明らかにMSGの仕業だ。それもかなりの使用量だ。瞬時に誤った信号が脳から送られてきて味覚は崩壊する。多少の懸念はあったがここまでとは驚いた。

今後の資料として記すため調査を進める。幅広の平打ち麺は手揉み風なのでちぢれてはいるがコシに減り張りがなく腰抜けで拍子抜け。奥歯で噛み潰しても香りが立ってこない。加水率が高いのでスープを吸収しない事は私には幸いだった。食べきってないのでハッキリしないが麺の量はかなり多めだと感じた。

具材の豚バラ焼豚は赤身の多い煮豚型で肉質は残してあり脂身とのバランスは良かったが焦げ目をつけてから時間が経っているのか香ばしさは無くスープに毒されて異様な旨味を放つ。

メンマは業務用の既製品をそのまま盛ってあるようで手仕事感は伝わってこない。薬味の青ねぎは切り口が乾燥していて鮮度も香りもない。ナルトは何が入っているのかわからないので手を付けず。

追加の味玉だけはしっとりと熟成が進んでいて常温以上に温められていて好印象だが口の中の全ての味蕾は正常な感覚を失っていて味に関してはやはり異常な旨味しか伝わってこない。

結果、スープひとくちと麺を10本程度、具材もほぼひとくちづつしか食べられなかったが半分くらい食べた友人が食後に水をグラスに三杯も飲み干すのを見て喉の渇きがいかに凄いかを思い知った一杯でした。

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