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「中華そば ¥670+煮玉子 ¥100」@青竹平打ち中華そば 麺壱吉兆の写真平日 晴天 18:15 待ちなし 先客6名 後客10名

幾度となく来店を試みたが不運が続きようやくの初訪問。清湯醤油系の一辺倒だった私に手打ち平打ち麺の新たなムーブメントが起きているのだ。あの唇に触れた麺のことを思うと胸が高鳴りを抑えきれない。本日は時間に余裕もあるので渋谷から大井町へ24駅を経由し所要時間は約45分の路線バスの旅へ出かける。

バスは246から山手通りを南へ進む。山手通りは拡幅整備工事が至る所で行われているが未だに渋滞の緩和にはなっていない。山手通りのこの区間で最も有名なラーメン屋と言えばガッツリ系を象徴するあの店だろう。ちょうど開店前に横を通り過ぎたがすでに長蛇の列である。

道路の渋滞により予定よりも10分以上遅れて最寄りのバス停に到着。そこからは徒歩5分となっている。アーケードのある商店街を進むが通り沿いにはなく一本路地を入った小路にあるので知らないと迷ってしまいそうだ。小路に入ってしまえば目立つ看板が出迎えてくれるので問題なく到着。

幸運にも店先には行列もなく最後のひと席に滑り込んだ。するとすぐに5名以上の行列ができていた。本当にラッキーだ。券売機はないので卓上メニューから選び口頭でホール係の奥様に注文する。魚介系とある支那そばと迷ったがヘッドライナーの中華そばに煮玉子をトッピングした。

店内はツーオペと言うよりはお二人で切り盛りされているの方が正しいであろう雰囲気。年季が入って青みこそ薄れているが手打ち用の青竹が目に入ってきた。完全に調理に集中するご主人の後ろ姿からもこだわりが伝わってくる。しかしお礼の挨拶は欠かさない気持ちも嬉しい。

慣れた手つきでこなしていくが丁寧な仕事ぶりからも回転率は良くはなさそうだ。それを知ってでも並ぶ人気ぶりに驚かされる。この時点で外待ちは10名以上になっていた。

着席後2ロット目で我が杯が到着した。こちらの屋号の入った反高台丼に盛られた姿は懐かしの表情を見せる。派手さはないが大胆に盛り付けられた具材が印象に残る。どことなくおかめそばを思わせる。

食べずとも鷄の旨みが香るスープをひとくち。見た目同様に派手さは微塵もなく心に染み渡る優しいスープ。丸鷄だろうか風味豊かな甘みがリードして野菜の甘みがそれを追いかける。見事なスープだ。雪国特有のスープの熱さは守りながらも塩気は控えてある。これは私には大変ありがたい。

最近お気に入りの平打ちのちぢれ麺はエコ箸とは仲が悪くツルツルとつかむことを拒むが掴んでしまえば暴れる事なく滑り込んでくる。もっちりと柔らかく茹でられた麺はちぢれ麺ではしなやかな方だと。その柔らかさゆえに奥歯ですり潰すと小麦の甘みがさらに増してうまい。

具材は赤耳の豚ロース焼豚が二枚で肉質はしっかりとして噛み応えがあるが噛んでも噛んでも旨みが出てこない。ロースト系の焼豚で味が抜けることは考えづらく豚肉本来の味の無さのせいかも知れない。赤身の旨みよりも香辛料の匂いが表に出ていたのは残念。

しかし味玉は素晴らしく軽い塩気をもって卵本来の旨みをきちんと引き出してある。口の中に幸せが訪れる。メンマは上品な味付けで全体のバランスを守っている。

青菜界で一番好きなほうれん草はやはり醤油ラーメンに於いては小松菜よりもはるかに相性が良くカイワレや三つ葉とは比べものにならない昔から永遠の名脇役だ。緑に近い海苔からは質の良さは伝わってこず香りよりは彩りの役目のようだ。それに付随してナルトにも非はないが練り物には何が入っているか分からないので箸は付けなかった。

熱々のままに完食して大満足でスープまで飲み干したが途中で隣のお客さんが卓上のおろしニンニクをラーメンに投入していた。その香りが保存料の入った業務用おろしニンニクの独特の香りだったのも残念だった。

せっかくの天然素材にこだわるならナルトもおろしニンニクも必要ないのにと思ってしまう一杯でした。

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