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「味玉中華そば 塩 ¥850」@麺屋 はなび 高畑本店の写真日曜日 晴天 10:20 待ちなし 後待ち10名

本日は〝無鉄砲な弾丸ツアーvol1〟を開催する。関西の人に言わすと「鉄砲ないのに弾出るんかい」とツッコまれそうなタイトルなのだが。それは〝無駄で無謀で無茶〟な三重苦の企画だ。企画内容は昼の部内での連食なのだが、それだけなら過去にも経験がある。しかし今回は未開拓県の二県を股にかけた壮大なアドベンチャーなのだ。さらにはRDBのポイントで各県トップの店限定(但し二郎系とつけ麺専門店は除く)とハードルを上げてみる。そこで今回浮上した案が愛知県と静岡県を股にかけた連食ルートだ。

ここで頼りになるのがRDBのポイント順での検索で、両県のポイント第一位を調べると愛知県はこちらで静岡県は浜松市の人気店である。開店前の名古屋着は可能だが食後の浜松への移動が出来るのかルート検索してみると移動時間としては可能だが名古屋を何時に出発できるかによって可能性は変わってくる。こちらの入店が一巡目ないし二巡目あたりでないと厳しい状況だ。

この企画が無意味になる事も頭をよぎったが無性に意欲が駆り立てられ出発を決意した。山手線で品川に向かい【のぞみ15号 博多行き 】に乗車。新幹線お決まりの出発前に缶ビールをプシュッと開ける。もちろんノンコーンスターチの銘柄だ。

予定通り9時47分に名古屋駅着。ここからは調べておいたJRなのか私鉄なのかも分からないあおなみ線とやらで最寄りの荒子駅へ。そこからは歩いて店を目指す。もうすぐ着くはずだが大行列なら壮大な計画は一貫の終わりだ。恐る恐るパチンコ屋の陰から店先を見ると並びは無く第一関門は突破した。開店40分前の現着だった。

店先は秋ながら強い日差しが照りつけているので向かいのパチンコ屋〝カジノスペース大統領〟の駐車場から動向を見守る。開店30分前に外待ち用の椅子が日陰になったのを見計らって先頭にて待機を開始。

店頭のメニューやウンチクを見ていると目的の中華そばは丸鷄ベースと書かれてあるが店内からは豚骨系の匂いが漏れてくる。この時点で強めなラーメンなのを覚悟した。移動ルートを検索するのに注力し過ぎてメニューの事を調べていなかった無計画性が露呈した。慌てて調べると台湾まぜそばの人気店で汁そばだと塩系で勝負されてるようだ。

開店直前にはに行列も増えたいた。定刻になりオープン。早急に調べたオススメのお題を発券し好物の味玉を追加しカウンターに座る。食券を手渡す際に「先頭でお待ちのお客様は110円分のトッピングをサービスします」と言われたが胃袋の許容範囲を超えそうなので残念ながらお断りした。

水を汲み店内を見渡すと中待ち席も設けられた広い店内を四人体制で回す。年季の入った様子からも王者の風格が漂う。着席後3分ほどで我が杯が到着した。ロゴ入りのオリジナル切立丼の中の姿は白磁の器に同化するような清らかさだ。

まずは蒸栗色のスープをひとくち。味覚より先に脳に伝わったのは昆布だしの優しい香りだ。それに伴い鰹節の薫香も感じる魚介優先の香りだ。口に含むと香りを裏切らず魚介な香味が広がる。口内シーワールドだ。その奥には動物系の出汁が基礎を築いているが、中でも丸鷄由来の出汁が幅を利かせている。店先で感じた豚骨の強さはほとんど感じない。

スープの塩ダレも河口の石のように丸く角ひとつ感じないが、そう思わせる理由はすぐに分かった。スープをひとくち飲んだだけで唾液が止まらなくなったのは非天然のヤツの仕業だ。スープを諦めて麺を楽しむ事にする。

自家製麺は箸で持ち上げるとしな垂れ掛かるような柔らかさの自家製中細ストレート麺だ。内麦の胚乳だけで打たれたような麺は色の白さも特徴的だ。食感の頼りなさはあるが噛めば内麦の良さを大いに発揮する。甘みも香りも良好な自家製麺だ。

具材は王道の豚バラ焼豚が二枚で表面には香ばしさを出す為に炙りが施されている。箸では掴みづらいほどの柔らかさが煮豚型の特徴だ。赤身よりも脂身が多いため肉の旨味を楽しむよりは脂身の甘みを楽しむ焼豚のようだ。苦手な分野の焼豚だが数日間の研究の末に編み出した奥義〝ネギチャーシュー〟にする事によって事なく難を免れた。平たく言えば薬味のネギと一緒に食べるだけの事だが。

追加の味玉は正直いうと残念な出来で普通のゆで卵と変わりない。ただ茹で加減が絶妙なだけに惜しい味付けだった。塩系に合わせた調整かも知れないが好みとは違っていた。

中太メンマは麻竹と言うよりは孟宗竹のような外見で味も発酵臭も控えてある。食感だけをアピールする存在のようだがメンマには発酵臭が欠かせない要素だ。

薬味は白ねぎと青ねぎの小口切りが両方とも添えてあったが先程の焼豚の奥義の時に全てを使い切ってしまった。ナイスアシストに感謝。彩りだけの為に添えられた糸唐辛子は艶やかに振る舞うが逆に虚しく映る。

この時にふと思ったのがデフォで海苔が入ってないなら先頭待ちのサービスでもらえば良かったとケチな事を考えてしまったが時すでに遅しだ。

不自然な旨味過多なスープと格闘しながら麺と具材は完食したがスープはほぼ残してしまった。

県内トップのポイントに納得できる内容ではなかったがイチオシ人気の台湾まぜそばのポイントが高いのだろうと自分に言い聞かせて席を立った。その時に気が付いたのはワンロット1杯のオペレーションで二番手の人までしか配膳されてない驚愕の事実だ。メニューが多岐にわたるのでこのような現象が起こっているのだろうか。もし私の現着が遅れていたら浜松での連食計画は夢と散っていたと考えると胸をなでおろす回転の悪さだった。

ラーメンには不満が残ったが計画上は満点の出来で往路のあおなみ線とは違う地下鉄東山線にて名古屋駅に向かう一杯でした。つづく。

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