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平日 晴天 13:15 先客6名 後客4名午前中に東武アーバンパークライン沿線にある東岩槻で一食目を済ませてきた後、乗り換えのために降りたのが春日部駅だった。連食予定は無かったが。ふと思うと春日部周辺でラーメンを食べた事がないのに気が付いた。せっかく降りた駅なのでRDBと胃袋と相談しながら捜索を開始した。しかし若者向けのガッツリ系が台頭する街のようで未訪問だったのも合点が行く。難航する捜索の中でひとすじの光が見えた。それは〝無化調〟の文字だった。すぐにこちらを調べてみると写真には好感が持て、おじさんの胃袋でも連食に耐えられそうなので初訪問を決めた。現在は西口のカフェで過ごしている。駅前からも近く前食から二時間経ったころを見計らって反対側の東口に行こうとしたが駅の中を抜ける通路が無いのだ。駅員さんに聞いても遠回りの踏切を渡る方法しか教えてもらえず仕方なく踏切へ向かった。かなりの遠回りだが踏切脇の電柱の表示に「粕壁」の地名を見つけた。読めば〝かすかべ〟と読める事に気づき「春日部」との関係を調べてみると、やはり春日部の旧町名だと分かった。遠回りが思わぬ勉強となった。得した気分で東口に出ると店先はもうすぐだ。ロータリーを斜めに向かうと大きな中華そばの看板が目に入った。待ちもなく店内も空いているので好きなカウンターに座り卓上メニューからお題を決めて二人体制のスタッフにお願いした。初訪問なので基本にして味玉は追加した。その際に太麺と細麺の選択だったが興味のある太麺にした。店内は外の看板にもあったが自家製麺のようで製麺機がカウンターの背後に鎮座している。太麺にして正解だったかも。決してピカピカでキレイではないが地元の方に愛されていそうな店内の雰囲気に落ち着いていると次のロットで私のものらしき太麺が投入され調理が始まった。さすがの自家製太麺は180秒の茹で時間で麺上げされ素早く盛り付けられ目の前に到着した。粉引きの切立丼の中の姿は、華やかな香りが特徴の宝塚歌劇団のようだ。それを思わせる節系や香味油や柚子が華やかに香る栗皮茶色のスープをひとくち。鷄由来の出汁よりも節系の魚介出汁がリードする。そこに醤油と柚子のフレッシュな香りが爽やかさを与え幾重にも広がりを見せる。ウンチクにはアサリ出汁も用いたトリプルスープとあるが喉の奥で感じる旨みが貝由来のものだろうか。麺の自家製太麺には手揉みの跡が見られコシの強い平打ち麺となっている。麺肌は滑らかではなく口当たりや喉ごしよりは歯応えや麺の弾力を楽しむ仕様だ。グルテンの生み出すモッチリ感というよりはバッサリとした歯切れの良さが食べ進めて行くうちに心地良さとなる。具材は分厚い豚肩ロース焼豚の表面が炙られたものが一枚。香ばしさの上に赤身の肉質が残っており適度な柔らかさが私の好みだ。箸でつかめる程度の焼豚が程よい煮加減だと思う。追加の半熟煮卵は白身が固く締まってないのに薄っすらと漬けだれが浸透している上品で美しい煮卵だが、この華やかな宝塚歌劇団のようなスープの中では埋もれてしまうかも。穂先メンマも程よく発酵臭が残り半発酵のメンマにはない独特な香りを醸している。薬味は白ねぎの笹切りだったが切り口が鈍く歯触りが悪く甘みよりも辛味が立っていた。切れ味の良くない包丁だとこうなりやすいかと。青みは小松菜で独特の香味を逃さない茹で加減で軽い苦味と食感がアクセントになっている。振り柚子は最後までスープの中で香りを放ち続け華やかさを担っていた。本日は連食となったがおじさんの胃袋にもすんなりと収まってくれるラーメンだった。最終的には少し強めの塩分が顔を出してきたのでスープは飲まずにレンゲを置いたが未開拓の地だった春日部で地名の由来と安心なラーメンを知れて良かったと思う一杯でした。
午前中に東武アーバンパークライン沿線にある東岩槻で一食目を済ませてきた後、乗り換えのために降りたのが春日部駅だった。連食予定は無かったが。ふと思うと春日部周辺でラーメンを食べた事がないのに気が付いた。せっかく降りた駅なのでRDBと胃袋と相談しながら捜索を開始した。
しかし若者向けのガッツリ系が台頭する街のようで未訪問だったのも合点が行く。難航する捜索の中でひとすじの光が見えた。それは〝無化調〟の文字だった。すぐにこちらを調べてみると写真には好感が持て、おじさんの胃袋でも連食に耐えられそうなので初訪問を決めた。
現在は西口のカフェで過ごしている。駅前からも近く前食から二時間経ったころを見計らって反対側の東口に行こうとしたが駅の中を抜ける通路が無いのだ。駅員さんに聞いても遠回りの踏切を渡る方法しか教えてもらえず仕方なく踏切へ向かった。
かなりの遠回りだが踏切脇の電柱の表示に「粕壁」の地名を見つけた。読めば〝かすかべ〟と読める事に気づき「春日部」との関係を調べてみると、やはり春日部の旧町名だと分かった。遠回りが思わぬ勉強となった。
得した気分で東口に出ると店先はもうすぐだ。ロータリーを斜めに向かうと大きな中華そばの看板が目に入った。待ちもなく店内も空いているので好きなカウンターに座り卓上メニューからお題を決めて二人体制のスタッフにお願いした。初訪問なので基本にして味玉は追加した。その際に太麺と細麺の選択だったが興味のある太麺にした。
店内は外の看板にもあったが自家製麺のようで製麺機がカウンターの背後に鎮座している。太麺にして正解だったかも。決してピカピカでキレイではないが地元の方に愛されていそうな店内の雰囲気に落ち着いていると次のロットで私のものらしき太麺が投入され調理が始まった。
さすがの自家製太麺は180秒の茹で時間で麺上げされ素早く盛り付けられ目の前に到着した。粉引きの切立丼の中の姿は、華やかな香りが特徴の宝塚歌劇団のようだ。
それを思わせる節系や香味油や柚子が華やかに香る栗皮茶色のスープをひとくち。鷄由来の出汁よりも節系の魚介出汁がリードする。そこに醤油と柚子のフレッシュな香りが爽やかさを与え幾重にも広がりを見せる。ウンチクにはアサリ出汁も用いたトリプルスープとあるが喉の奥で感じる旨みが貝由来のものだろうか。
麺の自家製太麺には手揉みの跡が見られコシの強い平打ち麺となっている。麺肌は滑らかではなく口当たりや喉ごしよりは歯応えや麺の弾力を楽しむ仕様だ。グルテンの生み出すモッチリ感というよりはバッサリとした歯切れの良さが食べ進めて行くうちに心地良さとなる。
具材は分厚い豚肩ロース焼豚の表面が炙られたものが一枚。香ばしさの上に赤身の肉質が残っており適度な柔らかさが私の好みだ。箸でつかめる程度の焼豚が程よい煮加減だと思う。
追加の半熟煮卵は白身が固く締まってないのに薄っすらと漬けだれが浸透している上品で美しい煮卵だが、この華やかな宝塚歌劇団のようなスープの中では埋もれてしまうかも。穂先メンマも程よく発酵臭が残り半発酵のメンマにはない独特な香りを醸している。
薬味は白ねぎの笹切りだったが切り口が鈍く歯触りが悪く甘みよりも辛味が立っていた。切れ味の良くない包丁だとこうなりやすいかと。青みは小松菜で独特の香味を逃さない茹で加減で軽い苦味と食感がアクセントになっている。振り柚子は最後までスープの中で香りを放ち続け華やかさを担っていた。
本日は連食となったがおじさんの胃袋にもすんなりと収まってくれるラーメンだった。最終的には少し強めの塩分が顔を出してきたのでスープは飲まずにレンゲを置いたが未開拓の地だった春日部で地名の由来と安心なラーメンを知れて良かったと思う一杯でした。