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14:25頃訪問。先客無し後客1名。店内は奥に向かって細長い間取りとなっており、1列のカウンター席のみが設けられている。落ち着きを感じさせるインテリア。キッチリと清潔にされており居心地の良い空間だ。男性2名による切り盛りで、接客は非常に良好。

本メニューの食券を購入。4種類から選べる麺は「低加水麺」を選択。暫く待って配膳された。

スープは表層のみが乳化しており、その下層は醤油の色目。粘度は殆ど感じられない。
飲んでみると、鶏のコクと旨みがしっかりと主張。一般的な鶏白湯とは異なる、押し付けがましさ皆無のスッキリとした出汁感だが、味の厚みは申し分無し。ナチュラルにして上質感溢れる味わいがもたらされている。
カエシもまた実に力強く立っている。決してショッパくは無いのだが、牡蠣出汁、鰯煮干、鯖節魚介等が使用されているとの事で、強い旨みが実に印象的。そして、ポイントとなっているのが矢張り、燻製処理されているという事だろう。スモーク感は弱からず強過ぎずで、嫌味無く味わいを深めており絶妙。見事なバランス感覚だと思う。
カウンター上の味変アイテムは一切使用しなかったが、飽きが来る事は全く無く、最後は完飲した。

麺は、低加水率の真っ白いストレート中細麺。
食べてみると、茹で加減はやや固めで、しっかりとしたコシと歯応えを有している。店の但し書きにあるようなザクザク食感とは思えないが、小麦の密度感を伴うツルツル&シコシコ食感と、噛み切る際の潔い破断感が実に心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しめる。風味旨みもしっかりと感じられる紛れも無い上質の麺だ。スープとの相性も申し分無し。
量はやや少なめ。替玉の設定がある事にも頷けるが、値段を勘案すると不満が残るというのが正直なところだ。

具は、水菜、縦に細長くカットされた青葱、刻み紫玉葱、ヤングコーン1本と野菜のみ。
いずれも質の高いもので、風味と強めの食感を存分に楽しむ事が出来る。全体的な調和も文句無し。
個人的には、これはこれでアリだと思うが、肉類が一切乗らないので物足りなさを覚える人も多いだろう。

類稀なる独自性を打ち出しつつも、バランス良好にして上質感溢れる味わいに仕上げる手腕は見事の一言に尽きる。期待以上に旨かった。量や具の内容を考えると、普通は値段が高過ぎるという判断になってしまうのだろうが、ラーメン好きの人であれば、一度は食べておくべき一店と思われる。

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