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日曜日 薄曇り 11:15 先待ち1名 後待ち8名昨夜は横浜 関内に宿泊して本日はさらに西へ向かおうと思う。平成最後の歳末総決算として〝今年の店は今年のうちに〟と思いついて早や一週間が過ぎた。今年オープンした店で未訪問店を年内に出来るだけ多く回ろうと東へ西へと奔走中なのだ。そこで昨日の横浜界隈に引き続き本日は湘南台駅近くに今年の6月13日にオープンしたこちらへの初訪問を決めた。宿泊先の関内駅からは横浜市営地下鉄ブルーラインで乗換なしとアクセスも良好。11時半開店前の現着を目指してホテルを10時にチェックアウトして向かった。乗車時間30分ほどで駅に着いてしまい、ひとまず店の場所を確認に行ったが行列も無いので駅前でコーヒーを飲んで時を過ごす。開店15分前に店に戻ると一人の並びが出来ていたので後に続き二番手を死守。開店までの15分で品定めをするが醤油 塩 味噌と充実のラインナップで迷ってしまうが初見なので基本の醤油で行こうと決めた。気になる味玉だけは追加しよう。定刻ちょうどに開店となり入店。券売機はなく卓上メニューからの注文のためカウンターに座りメニューを広げる。限定メニューもあるようだが初志貫徹のお題を告げて店内を見渡す。woodyな色調の洒落た店内はカウンターと2名テーブルが設置されている。少しだが中待ちの椅子もありゲストファーストの思いが伝わってくる。そんな店内を三人体制で回し、それぞれの持ち場をしっかりと守る。ご主人のラーメンに向き合う姿勢がひしひしと感じられるオペレーションを拝見しながらその時を待つ。着席してから12分ほど過ぎた頃に我が杯が到着した。釉薬の輝きが美しい白磁の高台丼の中の姿は自分が神奈川にいる事を実感できる端正な顔立ちだ。派手さはないが何とも気品のある表情に見とれてしまった。まずはスープをひとくち。飲まずとも分かる鶏出汁と醤油の香る鶏清湯スープは味覚よりも先に嗅覚をくすぐる。鼻から脳に伝わった香りでスープ全体のイメージが想像出来そうだ。いざ口に含むと想像通りの鶏出汁のコクと少し強めの醤油のキレが重なり合いながら喉元を過ぎていく。思わずふた口目も飲んでしまうほどのスープだ。飲み込んだ後に帰ってくる魚介出汁の香りが心地よく、これは想像していなかった香味で驚いた。麺上げまで70秒ほどの中細ストレート麺も予想通りのツルッとした麺肌に噛めば逃げていくような神奈川淡麗系の王道を守っている。個人的には得意ではない麺質だが鶏清湯スープとの相性は揺るぎない確固たる組み合わせだと思う。このタイプの麺は歯切れの悪さが苦手なだけで喉ごしは抜群なのも分かるし小麦の風味もしっかり感じられる。具材は部位も調理法も違う焼豚で煮豚には豚バラが使用されている。今回は脂身の少ない部分だったのでアンチトロトロ派の私には幸いだった。赤身の肉質の繊維は残してはいたが旨みは少ししか残ってなく若干の味気なさを感じた。もう一枚は豚肩ロースが低温調理されていたがソミュール液の加減なのか非常に薄味で肉質の良さは出ているが味付けは乏しい。もうひとスパイス効いていたら好みに近づいたかと思ったがスープや麺とのバランスを考えての薄味なのだろう。追加した味玉は薄っすらと色は付いているが味の浸透はなく柔らかな半熟卵だった。唇が白身に当たった瞬間に黄身が流れ出るのが察知できたくらいに好みの熟成感はなかった。メンマは少し太めの乾燥メンマをしっかりと手仕事で調理しているように思えた。業務用メンマを使う店が多い中でひと手間もふた手間も掛かる作業を繰り返した結果がメンマに表れている。程よく残る発酵臭や絶妙に繊維が解けていく食感は素晴らしく職人魂を感じた。このメンマを食べた時に先ほどの味玉が余計に残念に思えた。ご主人の好みではないのかも知れないが、しっかりと黄身まで熟成した味玉を是非に食べてみたいものである。薬味は控えめに添えてあるので存在感が薄そうな青ねぎの小口切りだが最初にスープを飲んだ時から最後に麺を食べ切るまで随所で爽やかな香味をプラスしてくれていた気がする。薬味の青ねぎだけでなく香味油からのネギの香りだったのかも分からないが終始ネギの香りがアクセントになっていた。いわゆる「秒」でスープ以外は平らげてしまった。後半にはスープに隠れた微かな底上げ調味料を感じたが許容範囲内なので事なきを得た。スープからの醤油由来の酸味が鶏出汁の重ためのコクをサッパリと洗い流してくれるリフレインで半分くらいはスープも飲めた。大満足で席を立ち後払いの会計を済ませて店を出ると行列はさらに膨らみ人気の高さを思い知った。少し自宅からは遠いが次回は塩や味噌も食べてみたいと思わせてくれる一杯でした。
昨夜は横浜 関内に宿泊して本日はさらに西へ向かおうと思う。平成最後の歳末総決算として
〝今年の店は今年のうちに〟
と思いついて早や一週間が過ぎた。今年オープンした店で未訪問店を年内に出来るだけ多く回ろうと東へ西へと奔走中なのだ。そこで昨日の横浜界隈に引き続き本日は湘南台駅近くに今年の6月13日にオープンしたこちらへの初訪問を決めた。
宿泊先の関内駅からは横浜市営地下鉄ブルーラインで乗換なしとアクセスも良好。11時半開店前の現着を目指してホテルを10時にチェックアウトして向かった。乗車時間30分ほどで駅に着いてしまい、ひとまず店の場所を確認に行ったが行列も無いので駅前でコーヒーを飲んで時を過ごす。
開店15分前に店に戻ると一人の並びが出来ていたので後に続き二番手を死守。開店までの15分で品定めをするが醤油 塩 味噌と充実のラインナップで迷ってしまうが初見なので基本の醤油で行こうと決めた。気になる味玉だけは追加しよう。
定刻ちょうどに開店となり入店。券売機はなく卓上メニューからの注文のためカウンターに座りメニューを広げる。限定メニューもあるようだが初志貫徹のお題を告げて店内を見渡す。woodyな色調の洒落た店内はカウンターと2名テーブルが設置されている。少しだが中待ちの椅子もありゲストファーストの思いが伝わってくる。そんな店内を三人体制で回し、それぞれの持ち場をしっかりと守る。ご主人のラーメンに向き合う姿勢がひしひしと感じられるオペレーションを拝見しながらその時を待つ。
着席してから12分ほど過ぎた頃に我が杯が到着した。釉薬の輝きが美しい白磁の高台丼の中の姿は自分が神奈川にいる事を実感できる端正な顔立ちだ。派手さはないが何とも気品のある表情に見とれてしまった。
まずはスープをひとくち。飲まずとも分かる鶏出汁と醤油の香る鶏清湯スープは味覚よりも先に嗅覚をくすぐる。鼻から脳に伝わった香りでスープ全体のイメージが想像出来そうだ。いざ口に含むと想像通りの鶏出汁のコクと少し強めの醤油のキレが重なり合いながら喉元を過ぎていく。思わずふた口目も飲んでしまうほどのスープだ。飲み込んだ後に帰ってくる魚介出汁の香りが心地よく、これは想像していなかった香味で驚いた。
麺上げまで70秒ほどの中細ストレート麺も予想通りのツルッとした麺肌に噛めば逃げていくような神奈川淡麗系の王道を守っている。個人的には得意ではない麺質だが鶏清湯スープとの相性は揺るぎない確固たる組み合わせだと思う。このタイプの麺は歯切れの悪さが苦手なだけで喉ごしは抜群なのも分かるし小麦の風味もしっかり感じられる。
具材は部位も調理法も違う焼豚で煮豚には豚バラが使用されている。今回は脂身の少ない部分だったのでアンチトロトロ派の私には幸いだった。赤身の肉質の繊維は残してはいたが旨みは少ししか残ってなく若干の味気なさを感じた。もう一枚は豚肩ロースが低温調理されていたがソミュール液の加減なのか非常に薄味で肉質の良さは出ているが味付けは乏しい。もうひとスパイス効いていたら好みに近づいたかと思ったがスープや麺とのバランスを考えての薄味なのだろう。
追加した味玉は薄っすらと色は付いているが味の浸透はなく柔らかな半熟卵だった。唇が白身に当たった瞬間に黄身が流れ出るのが察知できたくらいに好みの熟成感はなかった。
メンマは少し太めの乾燥メンマをしっかりと手仕事で調理しているように思えた。業務用メンマを使う店が多い中でひと手間もふた手間も掛かる作業を繰り返した結果がメンマに表れている。程よく残る発酵臭や絶妙に繊維が解けていく食感は素晴らしく職人魂を感じた。このメンマを食べた時に先ほどの味玉が余計に残念に思えた。ご主人の好みではないのかも知れないが、しっかりと黄身まで熟成した味玉を是非に食べてみたいものである。
薬味は控えめに添えてあるので存在感が薄そうな青ねぎの小口切りだが最初にスープを飲んだ時から最後に麺を食べ切るまで随所で爽やかな香味をプラスしてくれていた気がする。薬味の青ねぎだけでなく香味油からのネギの香りだったのかも分からないが終始ネギの香りがアクセントになっていた。
いわゆる「秒」でスープ以外は平らげてしまった。後半にはスープに隠れた微かな底上げ調味料を感じたが許容範囲内なので事なきを得た。スープからの醤油由来の酸味が鶏出汁の重ためのコクをサッパリと洗い流してくれるリフレインで半分くらいはスープも飲めた。
大満足で席を立ち後払いの会計を済ませて店を出ると行列はさらに膨らみ人気の高さを思い知った。少し自宅からは遠いが次回は塩や味噌も食べてみたいと思わせてくれる一杯でした。