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「つけめんチャーシュー」@頑者の写真二度目の訪店。
前回は、つけめんをオーダー。
ちょっと素っ気ない印象を持ったので、
今回はチャーシューをつけてみました。

チャーシューは、短冊切りのものがゴロゴロと浸け汁に投入されてます。
これは、乱暴な言い方をすれば、「大きなベーコン」です。
ザクザクした食感で、噛みしめるほどに濃いめの旨味がじわじわ出る。
ちょっと塩・胡椒が効きすぎてる感もありますが、
その塩気が肉から絞り出した肉の旨味と肉汁が
浸け汁に一味と複雑さ、重さを加えています。

浸け汁は、頑者名物の「魚粉マジック」。
複数の魚粉がそれぞればらばらに主張し合いながらも、
それが合わさって一つの味わいを作っています。
複数素材が融合・化学変化して一つになるのではなく、
混合物のまま「味わい」を作っている、魚粉の肉野菜炒めか。

動物系のコラーゲンもズンと構えて、土台を固めています。
しっかり麺と合わさって、「ゼラチン効果」を発揮しています。
ただ、表に出てくるのはやはり魚粉の舞い。
だから、深い味というより、どこか「ふりかけ」っぽい安直さも感じるのですが、
(それが前回感じた「素っ気なさ」の正体か)
今日はチャーシューが巧く安直さ・軽さをカバーしていたようです。

それでも、なお全体的に塩っ辛い感は拭えないのですが、
うどんのような太麺が、これをしっかり受け止めて、
さらに自分の存在感を目立たせるために利用しているようでさえあります。
太さばかりがクローズアップされる麺ですが、よく味わうと、意外にしなやかで、
噛み応えの中に滑らかさと重さが同居している良い麺です。

一見、乱暴さ、荒っぽさのようなものが前面に出ているようで、
自分の中の複数の乱暴さを合わせて自分をコントロールしているようなところが面白い。
あともう少し、何かしらの「深さ」という要素が加わるとよいのですが。

店主さんの人となりを象徴するようなつけめんなのかもしれませんね。
たしかに、接客などは少々ぶっきらぼうな印象を受けますが、
無愛想(?)な大橋店主が、小さいけど高い独特の声で一生懸命
「つけめんチャーシューでーす」と言ってる姿は、どこか憎めないものを感じます。

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