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「特製らー麺」@九段 斑鳩の写真11月6日(木)訪問分。

この日は、日本武道館でPerfumeのライブがあり、
九段下まで来たので、せっかくなのでこちらのお店を訪問しました。
個人的にも、まだ食べ歩き初歩の時に来たっきりなので、
その味わいの深さとか、奥行きとか理解できていなかったのではと思い、
いつか必ず再訪したいと考えていたので、念願叶うといった感じです。
17時30分頃到着で、店内満席、行列に10人ほど。
ただ、ものすごく回転がよかったので、15分ほどで店内へ。

頼んだのは、「特製らー麺」880円。

まずスープを一口。

うーん、ぬるいw

ま、これは最初からわかっていたことなのですが、
ダシの風味感などを最大限にに味わうための、店側の計算なのです。
で、その味わいですが、口当たりはちょっと鶏の風味を強めに感じました。
その後、すごく繊細な魚介の風味と、ちゃんと芯の通った動物系のボディが
伝わってきて、またクリーミーな感じで、バランスのよいスープです。
そして、食後の後味も鶏っぽかったです。
非常にマイルドで、丁寧に作られているのがわかります。
今ありがちのパンチの効いた豚骨魚介系とは一線を画しますね。
とても優しい、でもしっかりと作られて存在感のあるスープです。
それに合わせる麺ですが、中太で、やや縮れのある麺。
小麦の風味がちゃんと伝わってきて、またスープとの相性も抜群。
啜るごとに、鼻からスープの香りが抜けていき、とても心地よいです。
そして具ですが、チャーシューはやや大きめなものが3枚乗っており、
箸でつまむとホロッと崩れる感じでしたが、
肉本来の味わいもしっかりと出ていて、それでいて程よい味付け。
口の中でほどけていく感じが快感で、とても美味しかったです。
味玉も、黄身の具合がちょうどよく、その濃厚な旨みと、
うっすらとつけられた味が、スープにもよくマッチしていました。
メンマも、歯ごたえ、味付けともによく美味しいものでした。
ネギなどの薬味系が入っていないのも、心意気ですね。
そんな感じで、今回は同行者(女性)に合わせてゆっくり食べたので、
いろいろ考えながら、スープまで完食しました。

やはり、さすが名店、といった感じはしました。
優しく繊細な味わいから、すごく上質な素材を使って、
すごく丁寧に作業されているんだろうなというのが伝わってきました。
ただ、少し自分には上品過ぎるかなと思ってしまいました。
ラーメンって、もうちょっと豪快な食べ物でいいと思うのですが、
あまりに繊細なので、なんか「ラーメン食った!」という感じに乏しいのです。
ま、逆に言うと、それがこちらのお店の魅力なのかもしれませんが。

少なくとも、前に来た時よりはいろんなことがわかりました。
その辺は、自分がラー食を重ねてきて、成長した証なんだろうと思います。
これからは新店はもちろんですが、過去に来たお店にも訪問して、
自分の舌で本当の味わいを確認したいと思います。
とりわけ初期に高得点をつけた店には、再訪したいと思います。

もちろんこちらのお店も、他のメニューも食べてみたいので、
また武道館に来ることがあれば(そうでなくても)来店したいと思います。

ちなみに、Perfumeの武道館ライブ、すごくよかったです!
生で観る彼女たちのパフォーマンス、そして爆音で聴くテクノサウンド。
そして力の抜けたMCと、とにかく面白かったです。
こちらも再訪必至ですねw

投稿 | コメント (3) | このお店へのレビュー: 3件

コメント

KMです。
興味深く読ませていただきました。
おそらく美味しいラーメンなんだと思います。

>ラーメンって、もうちょっと豪快な食べ物でいいと思うのですが、
>あまりに繊細なので、なんか「ラーメン食った!」という感じに乏しいのです。

すごいテーマに向き合っていらっしゃると思います。
ラーメンに何を求め、どういう時に満足し、さらに幸福感を味わうかですね。
今後このテーマを考えていきたいです。

一方今の日本では、食はFashionであり、遊びの要素もあると思います。

おいしいラーメンはいくらでもある気がします。
「ラーメン食った!」という幸福感がほしいですね。
もう一つは味とは何か?というテーマです。


KM | 2008年11月7日 18:51

>KMさん。

>すごいテーマに向き合っていらっしゃると思います。
>ラーメンに何を求め、どういう時に満足し、さらに幸福感を味わうかですね。
>今後このテーマを考えていきたいです。

そんな大それたことではないのですが、ちょっと考えてしまいました。
料理として充分に美味しいこの1杯のラーメンが、
はたしてラーメンとして、どういう価値を持つのだろうということを。
満足しなかったわけではないのですが、若干満たされない部分もあったりで、
ある意味で、とても考えさせられる1杯になりました。

その時の状況、同行者、体調などで求めるものは変わってくると思います。
今回は、もしかしたら状況と適合しなかっただけかもしれませんが、
このラーメンを求める時は必ず訪れるのだろうと思います。
とにかく、美味しいことには変わりはありませんので。

>一方今の日本では、食はFashionであり、遊びの要素もあると思います。

僕の中ではラーメン食べ歩きは、もうちょっとしたゲーム感覚です。
ダンジョンを一つ一つ攻略していくような感じで、お店を訪問しています。
それをこうして記録して、攻略した気分になって、また次へ向かう。
これは果てしなく続いていくんだろうなと思います。
「ラーメン食った!」という幸福感を求めながら。

りとる | 2008年11月8日 22:37

>あまのまどいさん。

こんばんは。

僕が3〜4年前に行った時には、その凄さを理解するには経験も知識も不足していたのですが、
ある程度食べ歩きを重ね、少しずつでも違いなどがわかるようになって、
改めて食べたこのラーメンには、非常に唸るものがありました。
ものすごく繊細に組み立て上げられている味の構成は、素晴らしいと思います。
インパクト重視になりがちな現在のラーメン界の中で、
このお店の存在というのは、非常に貴重なものだと思います。
そして、こういうお店が成功しているということは、本当に喜ばしいことだと思います。
たぶん、時々無性に味わいたくなる類のラーメンだと思いますので、
またいつか機会を作って、訪問したいと思っています。

りとる | 2008年11月8日 22:41