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「タンメン」@多万里食堂の写真10連休の5月5日に息子夫婦と一緒に訪問しました。大宮駅の東口からほど近いところにある昭和の風情を残した店です。東口の真ん前には同じように昭和の風情を残した居酒屋があるので、そこで一杯やった後、ここで食事もいいかなという想像をしてみました。
待ちは店の外になくて、のれんをかき分け、店に入ると優しそうなおばさんが食券を買うように促します。迷っていてもせかなすことなく注文を受け止めます。食券はプラスチックの色とりどりの小さな板です。それをテーブルに置くと、連れの皆さんがちょっと用を足すために店の外に出ました。
それを見た店員のおばさんが、「戻ってきてから作りますね。」と一言。優しさのこもった対応です。
みんな揃って頼んだものが出てくるのを待ちます。一番先についたのが自分の頼んだタンメンです。
丼が着いた瞬間かすかに香るだしとごま油の香り。連れの皆さんに断って食べ始めます。
細めの麺に優しい味のスープ、やさしい柔らかさに炒められた野菜はおそらくスープにうまみを出して、代わりに柔らかさをまとったのでしょう。だしの素性は何が主張しているとは言えないような穏やかさ。
抵抗なくおなかに収まっていきます。大ぶりのきくらげがよい歯ごたえのアクセントになっています。
強く自己主張をするラーメンが多い中、本当にほっとする味です。
周りのお客さんも老若男女様々ですが、みんな無心に麺をすすっています。所謂街の中華屋さんですが、本格的な中華もどきを出すような店ではありません。ここだけ、時代の流れから取り残されたような店です。
安らかな気持ちにさせてくれるお店です。
時折水をコップに注ぎに来る店のおばさんの心遣いもうるさくなく、適度に行き届いています。
自然体で食事をすることのできる店です。点数は85点ですが、その採点が辛いとか、甘いとかそういう価値判断を超越した店です。
こういう店は続いてほしいと願います。店員の皆様、調理をしてくださる皆さん、くれぐれもご自愛ください。

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