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「塩麺」@らー麺屋 将の写真 例によって休日出社(8日)、仕事帰りに月島に寄り道し、ちょっと気になっていた「将」へ。
 「西山製麺」と染め抜きのある濃紺の暖簾、小ざっぱりとした板張りの外装に、大きなガラス窓、清潔感があって入店しやすい雰囲気です。カウンターや客席も整然としていますが、壁面には品書きのほか、いろいろな写真やポスターが貼ってあり、結構雑然。カウンター向こうには往年の「COOLS」のポスターも……ご主人、歳がバレバレでっせ。
 品書きでは、「醤油麺」(650円)より「塩麺」(750円)の方が100円高めの設定。これは、「塩に自信あり」という意味、迷わず「塩麺」で。丼は、約4分で到着。
 白ゴマがパラリと浮く半濁したスープ。では、一口……かなり濃厚で、風味豊かな鶏スープ。その臭みを消すためか、生姜をわずかに効かせた塩ダレが、ごくごく自然に馴染んでスープに「キレ」を彫りこみ……いやぁ、シンプルながら結構美味い。それにしてもこの鶏スープ、エグみ雑味は一切なく、ひたすらクリアで豊潤な味わい……壁には「熟成大山どり」のポスターがいくつか貼ってありますが、この辺りが秘訣なのかな。
 麺は中太で、わずかにウェーブしたもの。柔らかめのゆで加減ですが、フワリと優しい甘味が特に印象的で、鶏の柔らかな旨みとスープの「キレ」に、実によく合う。「羊の皮を被った狼」的な実力を感じますが……やっぱ、あの西山製麺なのかしら。
 具材もユニーク。チャーシュー、メンマに、ニンジン・モヤシ、青菜に海苔といった布陣。「塩」にニンジン・モヤシとは、いかがなものかと思っていましたが……ゆで加減がシャキシャキで、これが柔らかめの麺と例のスープに実によく合い、唸らせてくれます。ただし、メンマは平凡ですな……チャーシューも味付けがあまりにもニュートラルで、ちょっと残念。いっそ「塩」だけ、鶏チャーシューにすればいいのに。
 ―――食後、セルフの水をコップに注ぎながら、壁に貼ってある雑誌記事を読みますと……もとは、八丁堀の屋台だったんですな。「塩」がイチオシだったのか、写真付きで紹介されています。評判だった「塩」を、今に受け継ぐこの「塩麺」。その実力の片鱗、確かに感じさせていただきました。あとは具材の「ベースアップ」ですな……ネットでもあまり紹介されないこのお店、しかしその意外な実力に、ちょっと驚いたオジさんなのでした。

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